どんなにオススメと言われてもやっぱり好みがある。

多読に力を入れているわけではなけれど(そこまでたくさん読んでない)

TOEIC限定せずにできるだけいろんな英語に触れる機会を持とうと努力はしています。

JapanTimesの購読もそうだし、時間を見つけてペーパーブックも時々読むようにしてます。

最近やっとの思いで読了したのがこの本。

Emergency Murder Level 5 (Cambridge English Readers)

Kindleで読みました。

多読の細かいことは全然よくわからないけれど、

このCambridge English Readersというシリーズは、自分にあった語彙レベルで

いろいろ選べて英語学習にはとってもいいらしいので

試し読みをして、これくらいならいけそうかな・・・と、Level5のこの本を選んで読みましたが

全体のレベル的には全く問題なく、専門用語以外の語彙はほとんどわかりました。

(病院が舞台の殺人事件の話だから)

じゃあどうして「やっとの思いで」読んだのかというと

内容があまりにつまらなくて・・・(汗)

なかなかページが進まなかったのです。

ド素人が探偵のまねごとのように事件を捜査して警察より先に情報つかんで犯人を暴く

などという、2時間ドラマにありがちな設定は「いや、そんなわけないだろ」って気持ちが先だって

ちーっとも没頭できず・・・。(ハイ、そういうストーリーでした)

(※わたしがそう思っているだけで、レビューは高評価です。この感じ方は個人差だと思います)

もともとサスペンスジャンルが大好きな自分にとっては

ストーリーが浅すぎて「続きが気になる!」とは全然ならなかったのです。

もっと別の本を読みたい!という思いに駆られながらも

せっかく購入した本を読まないのはすごくもったいないので

完全に「英語学習のため!」と割り切って、無理やり読んだというわけ。

こんなふうに「わかりやすい英語だから」と、お勧めされるものって

いろいろあると思うのですが、それがどんなに英語学習にいいよ、と言われても

自分の趣味に合わないものは、「つまらない」と感じて苦痛に感じます。

たとえば海外ドラマで英語学習向き!と誰もがお勧めする「フレンズ」なんかもそう。

いろんなところで必ずお勧めトップ3には入ってくるので

わたしも数話見たことがあります。でもダメでした。

わたしには全然おもしろくなかったの。

まずシットコムがそもそも苦手。

そして映画でもドラマでも、コメディがあまり好きではない・・・。

もうね、この2つでアウトですよね。

1回見るだけでもつまらないと感じているのに、

それを2回3回繰り返しだなんてとても見れない・・・(笑)

だからビッグバンセオリーとかも同様に全く無理!!

わたしは実は海外ドラマフリークなので、有名どころから無名どころまで

かなりのドラマを見ているのですが、そのジャンルはというと

サスペンス・歴史・犯罪・政治・ヒューマンドラマ・SF

そのあたりばかり。ラブコメ系には一切食指が動かないので

どれだけ「英語学習にいいよ!」と言われても好みに合わないのです。

以前は無理してがんばろうと思ったこともあったけれど

もうそういうところでがんばるのはやめました。

多くの人が絶賛しても、自分が楽しめなければ続かないし、効果も期待できない。

そこに無理に合わせようとしなくても、

自分が楽しめるもののなかから、選べばいいんですよね。

ペーパーブックによる多読も、

「易しい英語の本から読んでいくといい」というのがセオリーでも

易しい英語で、内容が面白いもの・・・を探すのは意外と大変。

自分としては、ちょっとくらい英語が難しくても

「意味を調べてでもこれを読み進めたい!」と思えるくらい

ストーリーがしっかりしているものがいいなあと思います。

そういう意味では、以前読んだ「Holes」はすごくよかった。

知らない語彙がたくさんあって、読み進めるのが難しいところもあったけれど

でもはまり込んで、ラストは泣きながら読んでましたからね(笑)

ああいう本をまた探したいなーと思います。

そうして、また新たなペーパーブックを購入しました。

次はハマれるといいなあ・・・。