スコアUPのために取り組んだこと(R)

前記事からの続き。

 

10月のTOEICでなんとしてもスコアUPさせたくて

やっていたことの話です。でも「ノウハウ教えます」的な立派なものじゃないし

中級学習者が試行錯誤でやっていたことなので

実はものすごくフツーなことを今更やっていたというだけに過ぎないかもしれません。

 

今回はリーディングについて。

ブログでも書いていましたが、過去のTOEIC(600~700点台)、

スコアだけを見るとまあまあな印象だけれど

その中身はというと、リーディングの最高スコアが360点という

圧倒的にリスニング頼みのスコア内訳でした。

 

苦手意識の強いリーディングを引き上げないと

いつまでもバランスの悪いスコアだし、なんといっても高得点を狙うのは無理。

・・・ということで、リーディングで400点を取ることが

10月TOEICの目標でした。

 

それが結果は360点→430点という、予想外の大幅UP。

 

自分のやったことは間違ってなかったんだとすごくうれしかったです。

・・・ということでリーディングで取り組んだことを書きます。

 

■リーディング強化のためにやったこと

 

*パート5&6対策は常に時間を計ってひたすら解く&じっくり読む

 

もともと、わたしはパート5を解くのがもともとものすごく遅くて

問題ひとつひとつを頭から読まないと解けないという思い込みから

パート5&6だけで25分くらいかかっていました。

 

まして、今回9か月ぶりのTOEICだったのでよけいに時間がかかり

しかも時間をかけるわりにはミスを連発・・・。

 

そしてパート5でモタモタするしわ寄せはパート7へ・・・。

(※わたしはパート7から解いているので当初はパート5~6のために25分も残していた)

「時間をかければ読める」はずのパート7も読みが浅くなり失点が多くなる・・・

という悪循環に陥っていることに気が付いたんですね。

 

なので、上級者さんたちが当たり前にやっている

「選択肢を先に見てすばやく解く」というやり方を身につけないと

絶対にスコアUPできないと思い、

 

とにかく

 

間違えてもいいから選択肢を先に見る

空欄の前後だけを見て解いてみる

それでも解けないものだけ頭から読む

 

の訓練をしました。そう、本当に訓練ですね、これは(笑)

 

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↑これらは、今回のスコアUPに使い倒した問題集です。

(このほかにも新旧公式問題集5冊のパート5~6のところだけを何度もやりました)

 

特に理解に役立ったのは画像右の文法特急。

1年以上前に買ったものでしたが

今思うときちんと使えていませんでした。

「問題を解く」→「裏ページの解説を1回読んでおしまい」って感じで。

 

今回は、掲載されている問題を設定タイムどおりに解いたのはもちろんのこと、

すきま時間や、「今日はちょっとガッツリ問題解く気がわかないなあ」という時、

ほぼ毎日のように、解説ページを読書感覚で何度も何度も読みました。

 

実はこの、解説ページを何度も読む・・・がすごくよかった気がします。

 

解説ページ、1回だけ読んでも、案外「そのときだけわかったつもり」になりがち。

でも何度も繰り返して読むと

「ああ忘れてた!」というポイントに気づかされるのです。

 

問題をひたすらたくさん解く(実践)と

そしてこの文法特急2冊(特に解説ページ)を繰り返し読む(知識)

の2つを交互に繰り返すことがすごく有効だったと思います。

 

そして、わたしのようにパート5が苦手な人って

たぶん「苦手だから、まずは時間制限なしで解けるようになろう。それから時間を計ろう」

っていうやり方になる人が多いんじゃないかと思うのですが

最初はたくさん間違えてもいいので、とにかく解くときは必ず時間を計って

本番同様に素早く解く癖をつけることをしないと、

いつまでもスピードは上がらない!と思いました。

わたしもまだまだ苦手なので偉そうなことは言えないのですが

 

本番や模試のときだけ「速く解こう」と思ったって

当然できるわけじゃないし、

速く解こうとするときにどこに着目すればいいのか?みたいなことも

何度も何度も練習しないと体に染みつかないんだとわかりました。

 

もちろん、まだまだ毎回取りこぼしはあるので努力が必要ですが

パート5~6は以前より格段に正答率を上げて

なおかつ15分で切り抜けられるようになりました。

  

そうそう、パート6も同様で、何度も解く→解説を読むを繰り返しました。

パート6はどうやって対策したらいいのか、

今もよくわかっていませんが、音読を何度もやったかなぁ。パート7のように。

これも何度もいろんな問題に取り組んでいるとだいたい文書パターンみたいなものが

あるんだな、何を言わんとしている文書なのかがさらっと読んだだけで

わかるようになってきた気がします。

 

「新しい人が赴任する話」「道路工事のお知らせ」「配達に不備がありました」などなど(笑)

 

 

 

 

*パート7も大量に解く

 

パート7については、もう全然普通のことで何も工夫がないですが

この記事の最初に載せた画像にあるリーディングに特化した問題集、

これにさんざんお世話になりました。

個人的にめちゃくちゃよかったです!この問題集!

リーディング全体のスコアUPにつながったのはコレのおかげかもしれません。

 

リーディングパートだけの模試が5回分掲載されている問題集で

わたしはこれを3週間の間に3周したので

計15回のリーディング模試を解いたことになります。

 

自分の手ごたえとしては、本番よりちょっと難しい印象だったので

800点以上を目標にする人向けかも・・・?

あくまで個人的な感想でしかありませんが。

 

少なくとも、自分にとってはすごく解き甲斐のある難易度でした。

 

ちなみにわたし、

この問題集を3回解くにあたり、答え合わせで

「パート7の解説ページは一切見ないで」やりました(笑)

 

1回目時間を計って、2回目時間無制限で、3回目に解説を読んで・・・

ってやり方が有名ですが

わたしは3回とも本番のつもりで時間を計るようにし

3回一度も解説を見ていません。

 

パート5については、文法なので解説を読みましたが

 

パート7の場合、読解力が上がれば必ず正答できるようになっているわけだし

解説を読んでしまうと答えを記憶してしまうので

3周を新鮮な気持ちで解けないと思ったのでやらなかったのです。

実際、回を重ねるごとにパート7の正答率は上がっていったので

自分にとっては意味のあるやり方でした。

 

なんというか、TOEIC満点を目指しているわけじゃないから

まあいいかな・・・とか思って、”問題への新鮮さ”を優先しました(笑)

 

 

こんな感じで、リーディング苦手なわたしでも

リーディング目標の400点を超えて70点UPさせることができました。

 

 

すっかり長々と書いてしまってすみません。

最後まで読んでくれた方がいらっしゃったら、

ありがとうございました。