冠詞の重要性。

先週の英会話スクールの振り返りを書こうと思ったけれど

特別残しておきたいポイントはなかったので、

今回はパスします。

が、最近すごく気になっていることを・・・。

英会話スクールの個人レッスンでは

文法のミスを事細かく指摘してもらっているけれど

そんなに複雑な会話をしているわけではないせいか、

構文自体にダメ出しされることはほとんどなく・・・

大抵が、「そういうときはこういう単語を使うといいよ」

という語彙の指摘と、

一番多いのが、冠詞の指摘。

この冠詞の指摘、本当に厳しく、細かく言われます。

1回のレッスンで、ミスの指摘は5回だとすると、

そのうちの3回はまず冠詞といってもいい。

aが抜けている、

aではなく、そこはtheだよ、とかその逆とか。

または a じゃなくてそこは複数形ね、とか。

興味深いのが・・・・

市民英語講座のネイティブ講師も、冠詞にだけはものすごく厳しいこと。

この英語講座の参加者は

結構文法や構文が適当だったり、たどたどしい人が多いです。

けれど、講師は

全体的な文法については、わりとゆるくて

「細かい文法よりも、とりあえず話すことが大事」というスタンスのようで

構文が少々おかしくてもスルーします。

けれど、冠詞の抜けや、冠詞の違いだけは絶対に指摘してくるんですね。

こちらの講座では、わたしは冠詞の指摘はされたことがないけれど

他の受講者は、かなりの確率で指摘されている。

ただ、こちらの講師はストレートに言うんじゃなくて

「何か足らないんじゃない?」と、受講者に気づかせるようにしむけてくれるので

話してる人が「あっ!」ってなるケースが多いかな。

冠詞のある・なし、冠詞の種類や複数形にするかどうか・・・で

意味が違ってくるということは、

知識としては理解しているつもりですが、

実際にアウトプットするときに

うっかり忘れたり、間違えたりするところは

やっぱり日本人的理解として「あってもなくても意味は同じ」

みたいな「日本語脳」が働いてしまってるせいなのでしょうね~。

そして、多少構文がおかしいことよりも、

冠詞の誤りのほうが、英語を話すときにはずっと大事・・・

(そのくらい意味が違ってくる?)

だから冠詞のミスはできるだけ減らすべき・・・

・・・という点が

2人のネイティブ講師の共通認識だということに

最近気が付いたわけです。

たぶん、これがどちらか一方から指摘されるだけだったら

「この講師はチェックが厳しいなあ」

くらいにしか思わなかったかもしれない。

たまたま2人から教えてもらってるから、気が付いたこと。

冠詞については、もうアウトプットの回数こなして

ミスを減らしていく(自然と冠詞を使い分けられるようになる)

しかないなぁ・・・と思っていますが、

こういうのは、ひとりでは気を付けようがないというか

誰からも指摘されないから、気づくチャンスがないし・・・

(また、誤った認識のままになってしまったり)

リアルでネイティブと会話するって、

本当に得られるものが多いと感じる今日この頃です。

「冠詞」への気づきもそのひとつ・・・。

考えてみたら、まだ去年の今頃は

オンライン英会話デビューしたばかりで、

毎日ドキドキしながら、PCの前に座ってフィリピン人講師と

話すのが精いっぱいだった自分が

1年後の今、

こうして週2回も、ネイティブと英語で話す機会が持ててるのって

すごい進歩だし、すごく大きな環境の変化だ・・・・!

昨日はかなり凹んだ1日だったけれど、

長い長い目で見たら、ちゃんとこうして前へ進んでいるのだから

日々の勉強で一喜一憂するのはやめよう。