大人数の中で埋もれてしまう。

今週の英語講座。

ダメだ。全然話せませんでした。

「今日はいけた」と思う日もあるのだけど、

ダメなときは、全然ダメ。

英語講座に通っていると、

逆に、すべてが自分用に用意されて

生徒の実力に沿った指導をしてくれる大手英会話スクールのノウハウって

やっぱりすごいわ・・・と毎回感じさせられます。

生徒から英語を引き出すのがすごくうまい。

安心して話せるようにリードしてくれる。

スクールでの会話は、

講師が、自分の生徒ごとの限界をよく見極めて

その生徒のギリギリのところまでしゃべらせようとしてくれていると思います。

たとえば私のレベルだと、写真を見てその状況を自分の言葉で説明してみて、とか

文法について、「なぜこの場合〇〇を使うのか説明してみて」とか。

言ってみればその生徒にとって「ちょっと難しいところ」を突いてくる。

そして、おそらく「あ、ここまで言えるなら次はもっと難しいことを」と

段階的に、レベルの高いことを話すように仕向けられる・・・という感じ。

だから、いきなりどう話していいかわからないような

テーマをぶつけられることはないので、緊張を感じないでいられます。

会話を楽しんでいるし。

一方で市民英会話講座の講師のほうは

小中学校で長年教えていた経験のあるネイティブであるものの、

スタイルが自由すぎて、

「教えてもらっている」というよりはどちらかというと

英語カフェかなにかで、外国人とラフに話す感じに近いです。

そこには指導マニュアルがあるわけでもなく、

良くも悪くも、彼のやりたいように進めるから。(だから話題も脱線しまくる)

あ、それ自体は全然否定していません。

なぜならむしろ、こちらのほうが「自然な会話」に近いのだろうと思うから。

英会話スクールとこの市民英語講座は

どちらにもそれぞれメリットがあって、両方続けることにすごく意味があると

最近は強く思っているので、授業スタイルがまったく違うことは気になりません。

(このことについては、また改めて書こうと思う)

そんな市民英語講座は

「講師の言ってることが理解できる前提で」

授業が進むので、果たして講師はどこまで個人個人の英語力を把握しているのか?

ちょっと不明な点も・・・。

わたし個人の英語力をどの程度・・・と判断しているか?も謎だし、

講座のメンバーには、講師の質問とは的外れな回答をする人も時々いるし。

でもハッキリ言えるのは、わたしがスクールでレッスンしているときの

数分の1しか話していないだろうこと(笑)

スクールでのわたしの様子を英語講座の講師が覗き見したら(笑)

「そんなに話せるのに、どうして講座ではいつも消極的なの?」

って確実に言われると思うなぁ。

そのくらい・・・講座ではおとなしいわたし・・・。(これではいけないのに)

それに加えて、いつも言っている通り

人数が多いので、自分が発言するときに

周囲の意識がすべてわたしに向けられている・・・という状況が

相変わらずものすごい緊張感を生み出してくれちゃう・・・。

ミスを恐れないように!と思っていても

どうしても、「うまく言わなきゃ」と思ってしまいがちで。

あと、人数が多い(10人)ので

フリートークの場面で、どうも気後れしてしまって

発言できないことが多いです。

いつもズケズケと発言をする人は決まった人が2人ほどいるのだけど

その積極性というか、周り気にせず自分の話ができる人の

図太い神経は本当にうらやましい・・・。

しかも発音が我流すぎてひどくて、日本人の英語をしらない外国人には

間違いなく通じないと思われる英語でガンガン話しているのに

(でも講師は発音指導はほとんどしないので放置されたまま)

わたしは彼らのおかしな英語(ひどい言い方)を

必死で聞き取ることに専念し、

「へ~なるほどね~」なんてオーディエンスに徹してしまってるわけで・・・

何やってるんだろーってなります(笑)

わたしはまず、ココを越えなければ・・・。

こうしてわたしが「今日は全然ダメだった」と自分を反省するときって

講師からされた質問に答えられなかったとかではなく

(最近はいつもちゃんと答えられる)

こういうフリートークの場面で

積極的に意見が言えなかったときのことを言ってます。

大縄跳びの輪の中に入るタイミングがわからないような、あんな感じ・・・。

どれもこれも慣れですね。

まだまだ自信を持って話せるようになるには時間がかかりそう。

あ、でもね

ひとつだけ自信持てることもあります。

それは、

おそらくあの場にいる参加者の中で

自分が一番リスニング力があるのでは?と薄々思っていること。

講師のナチュラルスピードのフリートークをほぼ聞き取れているから。

知らない単語ももちろん出てくるけれど、

それらは話の前後で「ああそういうことか」って

補完しながら聞けていると思います。

どうして「自分が一番」って思うのか?というと

よく、「わたしだけが笑ってる」ってことが起こるから・・・(笑)

講師は本当によく冗談を言う面白い人なのだけど、

ボソっと笑えることを言うので、

思わず吹き出してしまう・・・っていうことがよくあります。

が、みんな笑わないの。シーンとしてる。

わたしひとりで吹きだしてる・・・という状況に・・・。

で、数十秒後くらいに

やっと意味が分かった周りの人たちが

「ああそういうことね」と遅れて笑い出す感じ。

まあ、だからどうした?という程度の、ささやかな優越感ですけどね(笑)

リスニングはここ数か月で本当に飛躍的に伸びたなぁ・・・って思っているので

小さな強みかもしれないです。

ちゃんと進歩しているところもあるのだから

スピーキングだって、きっといつかは・・・?

がんばろう。