英会話スクール(16回目)

今週の英会話。

ちょうど時期的に、6月の英検の申し込み受付が始まったので

担任講師からも案内がありました。

そして、わたしが以前、「準1級を受けます」と言ったことを

しっかり覚えている講師は

「ところで準1級は予定通り受ける?」と改めて意思を確認するべく質問してきました。

英検の見送りを決めてから、

どのタイミングで講師に伝えようか・・・?と

ずっと迷っていたので、ようやくここで言えました。

「実は時間的に英検と通訳案内士と両方の勉強をするのは

難しいとわかったので、今年は通訳案内士の試験に集中しようと思います」

と、伝えたところ、講師も納得してくれてホッ・・・。

そしてしっかり、通訳案内士を受験することを、

わたしの学習記録らしきものにメモしていました(汗)

さあ、これで通訳案内士、受けませんって言えないぞ(笑)

今週の英会話は、

unless、as long as、only if、even if を使う表現について。

「~~でさえなければ」「~~である限り」「~だとしても」など

という、簡単に言うと条件を付けた文章ですね。

何と言っても苦手は unless・・・。

unlessって、それ自体に「if not」という否定の意味が入っています。

頭ではわかっているし、

読む分には、あまり悩まないけれど

スピーキングになると

unlessのあとの文章を肯定文だっけ?否定文だっけ?と

つい迷ってしまう・・・・・・のがイヤで、自然な形で使えません。

わたしだけ?

同じような理由で as well asなんかも使うのが苦手で・・・

(~と同じように~も、と言いたいとき、as well asの前後に置くワードで迷ってしまう)

いや、苦手な表現はまだまだある。

語彙力の問題だけじゃなくて、

こうして「読めるけど使えない」っていう文法表現が

実はかなりあるのが、スピーキング力の向上の足かせになっている気もします。

使える表現だけでも、なんとかなるといえば何とかなるけれど

でも、苦手だからと思って使わないことの一番の弊害は

「自分が使えない文法はリスニングでも瞬時に理解できない」というケース。

わたしは、リスニングに関して

「自分で発音できない音は聞き取れない」という主張を

信じている派なので

(それは関係ないという意見もあるみたいだけど)

同様に「自分がアウトプットで使いこなせない文法はリスニングでも弱い」

と思っています。

ここまでのレッスンでも、

何度か自分の苦手な表現のときには、ミスをしたり

スラスラ言えないことが多く、

これは予習不足のせいだ・・・と反省していたので

今回は事前にunless, as long as, only if をすばやく使い分けて

英語にできるように・・・・家でかなり練習してからレッスンに臨みました。

事前の入念な準備のおかげで?

今回は苦手なわりに比較的スムーズにこなせたのでよかったです☆

(・・・というか、いつもそうすべき)

ところで・・・・今回のフリートークのテーマ。

前半はテキストに載っていた「オフィスのパーティを提案してみる」

のお題だったので、準備していた英語でなんとかクリア。

ところが、時間が余ったせいか

「じゃあ、あなたは観光案内のスタッフになったとして、

ボクが日本に初めて来た観光客になるから、

どこかいい観光スポットをお勧めしてあげて」

という、全く予習もしていないテーマが出されて冷や汗・・・。

架空のテーマが何も浮かばなかったので、

実際に地元にある観光スポットについて

「では、〇〇城に行ってみてはどうですか。

〇〇城は、××市で有名なお城です。特に頂上(←天守閣、と英語で言えず)からの景色はbreathtakingです。」

と、微妙にあっさりした英語でまとめてしのごうとしたところ・・・。

講師から何とも厳しいコメントが・・・。

「例えば僕は、長くこの町に住んでいて

〇〇城のことは知っているからいいけれど

外国人にとっては、それがどんな城なのか?わからないよね?

だから、必ずそのお城についての詳しい説明を加えるように。

日本の××という武将が建てた城で、彼はこんなことをした人物なんですよ、

この町はその××に深いゆかりのある土地なので、

あちらこちらに、彼のゆかりの観光スポットがあります、とかね。」

もちろん、叱られたわけではなく、

彼はわたしが通訳案内士を目指しているということを知っているから

ガイドというのはこういう説明をするべきだよ、と

教えてくれていたのですが

その熱心さを、とてもありがたいと思いました。

同時に自分はまだまだだなぁ・・・とも。

だって、歴史のことだって

恥ずかしながら、彼のほうがよほど知ってるんです!

(この地元のお城についてや建てた人物についても!)

そして、

「日本のお城やお寺などを訪ねる外国人の多くは

歴史というものに、とても興味がある人が多いんだ。

だから、そういう人たちに

その観光スポットにどんな歴史的な意味があるかを話してあげると

彼らはとても喜ぶよ。

彼らを日本の歴史に

どっぷりと浸らせて(熱中させて?)あげるつもりで

話すことが大事だよ!」

と、熱く熱く語ってくれました。

そして、

「特に通訳案内士の口述試験になると、そういう説明ができないとダメだよ」とも。

ハイ・・・・おっしゃるとおりです・・・・(汗)


そんな彼がボードに書いてくれた言葉。

lesson0404.png

日本についての説明をするときに、

「有名な」「人気のある」「歴史的な」というざっくりな説明は

なんとなくまとめているだけで、全然ダメなんですよね。

自分は通訳案内士の資格が欲しいと言ってるけれど

実際に自分がガイドをする・・・?というところまでは

全然想像できていなくて(とりあえず資格が欲しいだけ)

いろいろと考えが甘かった気がするし、

まだまだ英語以外に勉強するべきことが

たくさんある・・・ってことも、改めて思い知りました。

担任が、わたしの目標を意識したうえで

しっかりと大事なことを教えようとしてくれることは

本当に本当にありがたいと思っていて

その熱心な指導に応える最高の形は、

やっぱり自分のスピーキングを上達させること。

レッスン以外のところでも、自主的にしっかり努力したいです。