次を最後にしてきます。

先日、市民英語講座について驚くほどピッタリ、

講師に対して同じ不満を抱えている参加者と

思いがけずお互いのうっぷんを暴露しあう機会があった・・・と書きました。

あの日は、「ああ自分だけじゃなかった」と

なんとなく、不満を吐き出したことだけに満足していましたが

それから時間が経つにつれて

だんだんとそれがイライラ感とともに正体のよくわからない腹立たしさに

変わっていってしまいました。

先払いしてしまった会費のことを思うと

「9月(半期ごとの更新)まで行くしか・・・」と思っていたのが

なんだか一気にバカバカしくなってしまい、

こんな予習に時間をかけても意味ないんじゃ・・・?と

そんなふうに気持ちが萎えてきてしまったのです。

これまで半年以上、自分で言うのもなんだけど

たぶん、どの参加者よりも予習に時間をかけて

「全部自分のためになる」と言い聞かせてがんばってきたけれど・・・

先日彼女が言った、

「この講座は、予習にしか意義を見出せない」

という言葉。

(※スクリプトの全暗記という大量の予習時間を強いられるのに

発言機会は90分の講座中、ほんの数十秒しか与えられない・・・という現実に対する皮肉)

本当にそのとおりで・・・

わたしなんて毎週毎週、合計で5~6時間はかけているのに

スクリプト内容の全暗記+関連した英語記事を探して読み込む時間)

発言数十秒だな・・・って思うと虚しさばかりが強調され

なんだかもう今までと同じ5~6時間の予習をする意欲が完全に失せたのです。

わたしが予習を入念にやった理由は、

そのトピックに関連する記事をネットで探したりしてチェックしておいて

「こんなニュースをネットで見ましたよ」みたいな感じに

自分が発言するきっかけを作りたかったり

また、そうやってたくさんの英文に触れることが

自分の英語力のUPにつながると思っていました。

わたし、英語力をあげるのは

単純に文法や単語を覚えたりするだけでなく、

広い視野をもって、英語を通じて

たとえば、日本では知られていないニュースや情報に触れるチャンスだったり・・・に

つながることが、英語力をあげることにもつながるんじゃ?って

思っています。

たとえば、わたしが尊敬している英会話スクールの担任講師なんかは

こういう姿勢をものすごく評価してくれるし、

なんといっても彼自身が会話の引き出しが多く

(日本人のわたしより日本のことに詳しくて

こちらが恥ずかしいと感じることあるほどの勉強家なのです)

「ああ、話題の引き出しがたくさんあるということは、こうやって

外国人と話すときのネタにも困らなくていいことだなぁ」

と、見習いたい気持ちになります。

話題豊富って、日本人同士でももちろんですが、

相手が外国人となると、なおのことものすごく重要になってくると思うのです。

わたしはTwitterで、BBCやCNNニュースなども

フォローしていますが、連日「日本では報じられないニュース」も

たくさん流れてきます。

中には「ええ?そんなことが?」と思うような驚くべきニュースも。

そういう「日本では報じられないニュース」も読んでおくと

どこかの場面で「そういえばこんなニュース見ました」って言って

話題につなげることができたりするんですよね。

だから、与えられた宿題のトピックを丸暗記する以上に

関連したニュースを知ったり、情報を深く掘り下げることって

ものすごく大事じゃないのかな?と自分では思うのですが・・・・

けれど、そういう「プラスアルファ」なことは

市民英語講座にはそんな学習姿勢は全く求められてきませんでした。

そもそも、そんな発言機会は今まで以上に(人数が増えたこともあり)

なくなってしまったし。。。

ぷっつんとモチベーションが切れてしまった今はもう

その時間を違うことに使いたい、とシンプルに思うようになりました。

なので、今週末の講座を最後に

途中リタイアすることに決めたのです。

払ってしまった会費がものすごくもったないけれど・・・

「こんなの意味ない」と思いながらやる予習のために

時間を割くよりも、

通訳案内士の試験勉強だって、もっと時間を確保したいし

自分が本当にやりたい英語の時間を割くほうが

ずっと有意義だと思えてきたから。

元来、ぐずぐずと物事をああでもない、こうでもないと

考えすぎてしまう性格なので

もしかしたら、ほかの人ならもっとシンプルにたどり着くだろう結論に

自分はこんなにも時間がかかってしまって

なんだかなぁ・・・と思うけれど

こればっかりはしょうがないですね。

でも、今までとは違って

今はもう、何の心残りも迷いもなく

「やめてやるー!」という気持ちになっているので大丈夫。

すっきりさっぱり。