”使えそうなフレーズ”は溜め込みやすい。

英会話を勉強している人の”あるある”だと思うのですが、

本やネット、SNSなどで

「覚えておくと便利なフレーズ」

「使えそうなフレーズ」

というキーワードをよく見かけます。

確かに、言えそうで言えないような

こんなフレーズが使えたらちょっとカッコよくない?みたいな

フレーズは、キリがないくらいくらい無限に広がっている気がします。

そんなわたしも一時期、

「使えそう」「覚えておくべき」

と、自分用のフレーズ集を作ったりしていたのですが・・・・

今はもうやめました(笑)

理由はいたってシンプルで

「覚えておくと便利なフレーズ」

を実際に使う場面って、意外とやってこないと気づいたから。

なので、「使えそう」という理由で集めたフレーズばかりが

溜まっていく一方で、

そのうち、それらをストックするだけが目的になってしまう感じ。

その感覚って、自分の洋服など身の回りのものだったりを買い物する感覚に似ているかも。

「どうしても必要なわけじゃないけど買っておくと役に立つかも」と思ったものは、

意外と、いつまでもその出番がやってこないパターン。

たくさんストックしておいたって、

どうせ使う場面はめったにやってこないのだから

むやみに「フレーズを収集」するのはやめようと思いました。

今は、スピーキングは週1度の英会話スクールしか

話す機会がありませんが、

個人レッスンなので、その話す内容だったり量は相当なものだし、

内容もタフで、講師がスパルタなので

少なくともわたしにとっては、オンライン英会話の比ではないです。

そのため、レッスン中に必要だと感じるフレーズは

必然的に増えました。

毎回レッスンが終わったときに、

「あのとき、言いたかったけど言えなかったリアクション・フレーズ」を

帰宅してから確認し、

(※講師の話に対するリアクションなので、”こういう時なんて言えばいいんですか?”とは

さすがに本人には聞けないw)

「ああ、こういう言い方ができたんだ。ストックしておこう」

となったり、または

次回のレッスンで話す内容の英作文をしているときに

「う~ん、こういうときはどういう表現を使えばいいんだろう?」

と検索することが週に何度も。

そうやって、

実際に使って覚えたフレーズは忘れない

ということにも気が付いたのです。

そんなところから今は「覚えておくと便利」という言葉に

振り回されるのはやめようと反省し

「必要な時に調べたものを確実に覚えていくスタイル」

に変えたわけです。

あと、一つの何かを言いたいとき、

複数のフレーズって存在すると思うのですが

そのときには、自分に馴染のある単語を使っているもの

できるだけ選んで1つだけ、覚えるようにしています。

全部覚えて使い分けられるのが理想だし、

語彙を増やしたいなら、知らない単語を同時に覚えたほうがいいに決まっているけれど

よく知らない単語でできているフレーズは

正直、忘れやすいんですよね(笑)

語彙を増やすのではなく、表現を増やすことが目的なので

だから、自分が一番覚えやすいものをあえて選びます。

それらを、PCのデスクトップに付箋として貼り付けています。

必要な時にすぐ確認できるように。

特に今は「日本紹介」のためのネタ帳(英作文)をコツコツ書いているので

(これはいずれ通訳案内士の2次試験でも必要になるので

1日1テーマは必ず書くようにしている)

そのときに、フレーズを確認するのにもこのやり方が便利で。

そして、何度も使い慣れて確認しなくても当たり前に使えるようになったら

付箋から削除する。

また新たな実用的なワードやフレーズが出てきたら、そこに貼り付ける。

・・・と、そんな繰り返しで。

英検などの試験対策・・・となれば

そんな悠長なことは言っていられなくて、

自分の要不要にかかわらず、強制的に単語を覚えていかなければいけないけれど

今の自分は、幸いまだその時期ではないので

使うかわからない単語を強制的に増やすより

実際に使う表現フレーズから確実にひとつずつ増やしていくことに

重点をおくべきかな、と思いました。

とりあえず8月まではね。

8月の通訳案内士の1次試験は確実に合格する予定なので(←自己暗示ですw)

12月の2次試験に向けての準備を始める9月からは、

またいろいろ勉強スタイルにも修正が必要になってくると思いますが

英語の勉強に時間をあまり割けない今はそんな感じで。

とにかく、自分が本当に使うフレーズだけを

種類は少なくても確実に覚えることを

大事にしようと思ってます☆