またまた英字新聞の話です。
昨日、英会話レッスンの日だったので
またまた新しい新聞を1部、講師からいただきました。
最初のころは、1日1~2面読むことを目標にしていたのですが
なんと今日、初めて5面も読み切りました。
なあんだそのくらい・・・と思われそうですが
自分にとっては相当な文章量で、わからない語彙を調べながら・・・なので
どうしてもモタモタと時間がかかってしまいます。
これでも最初のころは1面読むのに1時間近くかかっていたことを思えば、
5面分の記事を3時間弱で読めるようになったのは、自分には小さな進歩です。
でも、こうやって読んでいてまたも気づいたことがあります。
それは、とっかかりこそ、「読まなきゃ」という義務感というかTODOリストのように
自分に課していた日課でしたが、
いつの間にか、「読みたくて読んでる」に変わってきたのです。
英語学習で「多読」がものすごく学習効果が高いということは理解していました。
語彙を増やすためにも読解力をつけるためにも。
そして語彙が増えるということはリスニングにもつながるし、
多くの文章に触れるということは、自分の表現力や文章構成の勉強にもなるし・・・と。
なので、これまでに洋書の多読にも何度かチャレンジしたことがあります。
でも、続きませんでした。
理由はシンプルで、まったく内容にハマれなかったから。
自分は海外ドラマフリークなので、
もたもたと洋書を読んでいるこの時間で、むしろ海外ドラマが見たい!と
そんなふうに天秤にかけてしまったのもあります。
それで、洋書の多読は自分には向いてないんだ・・・とあきらめ
JapanTimesSTなどを購読してみたりしたわけですが
それも結局、続かなかったわけで・・・。
そのときは続けられない自分がだらしないだけだと思っていました。
それだけに、
今回JapanTimesSTよりも難易度は明らかに高いであろう、
JapanNewsを読むことに、日に日に夢中になっていくことが
自分でものすごく不思議だったのです。
しかし、前記事で書いた通り
うっかり衝動的にまた申し込んでしまったJapanTimes(現在はalpha)を読んで
思いがけず、なぜ英語学習用ではない英字新聞にハマったのか
その理由がわかりました。
それは、JapanNewsよりもずっと簡単に読めるJapanTimesなのに、
ちっとも楽しくない。
のです。
理由は、ものすごくシンプルなのですが、
自分はシンプルに「ニュース」を読むのが好きなのだとわかったこと。
難しくても、社会問題だったり、事件や事故、国同士の争いや、
よその国で起こっているノンフィクションは
読んでいると「もっと知りたい」という欲求がおこり、
そして「ちゃんと知りたい」から、わからない語彙は飛ばさずに調べている。
特に、テレビのニュースでは今までさら~っと聞き逃してしまっていた、
よその国で起きている(日本には関係ないような)問題なども、
活字になるとゆっくり読み進めて理解できるので、
なるほどなぁ~~なんて思いながら読み入ってしまったり。
そんなとき、久しぶりに購読再開したJapanTimesを読んでみて、
ものすごく違和感を感じてしまったわけです。
英語学習者用に、英語に触れることを目的に作られた
一見敷居を低そうに、親しみやすく作られているはずの記事ですが
その内容が「読みたい!」と思えるものではないため、
それらは自分にとって”多読のための教材”でしかないと気づいたのです。
まるで読まされているような気分に・・・。
そんなわけで・・・たまたまこうして2紙を比べることになり、
自分は多読が苦手だったんじゃなく、
今まで自分がどんな読み物が一番好きなのか?がわかっていなかっただけ
だとわかりました。
こういう文化とか芸術系の記事とか・・・・申し訳ないけれどまるで興味がないので、
ただ読み進めるだけで、頭に全く入ってこなくて・・・^^;
こういう映画の抜粋記事なんかも、親しみやすそうだけれど
洋書に対してハマれなかった感覚とよく似ていて
自分が興味を持てない映画の紹介記事はつい棒読みになってしまい、
スクリプトの抜粋も読む気になれなかったり・・・(わがままですみません)
JapanTimes alphaは、3か月で購読契約をしてしまったので(1年にしなくてよかった)
まあ、頼んでしまったからには無駄にせず読みますが
たぶん、今度は本当にこれっきりにすると思います・・・。
もし、この先講師からのJapanNewsが途絶えたら・・・
どこかで週1度、このJapan Newsを買ってくることにしましょうか。
でも、この田舎で、英字新聞を売ってるのなんて見かけたことないんだけどな。
売ってるんでしょうかね・・・?