英会話スクール(38回目)~FatherとDad~

今週のレッスンの記録。

 

サブタイトルとしてつけた「FatherとDad」というのは

この日のレッスンで特に言及があったことではなく

前から書こうと思っていたことですが

 

いつも50分間の個人レッスンの終盤5~10分間くらいは

あらかじめ決められたその日のお題を、その日の文法テーマを使いながら話す・・・

という「フリートーク」の時間があり、そこでお互いの考えやエピソードを話します。

 

最近のことではなく、ずっと前から気になっていたのことがあるのですが

それは、会話の中で講師が自分の家族のエピソードを話してくれるときに

必ず「Mam」「Dad」という言い回しを使うことでした。

わたしたちが中学校で最初に習う、Mother やFatherは、聞いたことがありません。

 

なんとなく日本人の感覚だと、MotherとFatherには

「わたしの母は・・・」「わたしの父は・・・」というニュアンスがないですか?

(わたしだけ?)

対して、MamとDadというと、

「わたしのお母さんはor ママは」「わたしのお父さんはor パパは」

・・・と、ちょっと幼いというか、家族間以外で使うにはふさわしくない印象を

持っていました。

 

けれど、今のスクールに来て、今の担任講師と会話をするようになってから

この講師が自分の親のことを話すときに、ごくごく当たり前のように

いつも「My dad、My mom」と言っていることに気が付き

なんと言ったらいいのか、ベテランの英会話講師で、日本語もペラペラだから

日本語のニュアンスもよく理解しているこの人ですら、

家族や友達ではない、職場と言ったらいいのか・・・生徒との会話の中という

ある意味、彼にとってはフォーマルな場で「Dad」「Mam」という単語を使うって

ことは、ネイティブにはむしろこっちが普通ということで、

もっというなら、

日本人感覚である「Father=父=フォーマル」「Dad=お父さん・パパ=カジュアル」

っていう使い分けニュアンスは日本人が作ったもので、

本来は(FatherとDadについては)使い分けニュアンス自体が

英語には存在しないのでは?という結論にたどりつきました。

 

以来、彼との会話で親のことを話すときはあえてわたしも「My Dad...」と言うように

意識的に言い方を変えるようにしていますが

(別にどちらが正しい、とかではなくおそらくDadのほうがより自然なのだろうと感じたからです)

 

文法ミスやおかしいところを常に細かくチェックしてくる彼が、これにはニコニコ

として、全く気に留めていない様子。

 

いまどきの中学英語には疎いのでわかりませんが、今でもMotherとFatherで

教えているのかなあ?中学校って・・・とふと疑問に思ったりしました。

 

あ、なんだかレッスン記録でもなんでもないような・・・(汗)

 

この日のレッスンのハイライトはこれ(無理矢理)

 

 

フリートークの場面で

あることについて話していた時、わたしがとてもクヨクヨしてすぐに自己嫌悪に

陥ってしまう・・・ということを話していたら、彼が「いい言葉を君にあげるよ」と

ボードに書いてくれた言葉。

 

日本語で言うなら「くよくよせずに失敗を次に生かして!」ってことになるかな?

 

この言葉を書いてくれたあとに、

何か失敗をしたときに、あれがダメだった、これがダメだったら、ああ自分は

なんてバカなんだ、もうダメだーーーーーみたいに落ち込むんじゃなく、

何がダメだったんだろう?ああ、ここが足りてない、よし次はここを頑張ろう!

そうやって、失敗したことを次に生かす考え方に変えていくことが大事だよ・・・!

 

・・・と、身振り手振りで力強くわたしにアドバイスをくれた講師。

 

考え方自体は、もちろん世界共通で、日本語でももちろんこういう考え方はあるし

アドバイスとしてはありふれたものになると思うけれど

わたしはそういう、日本語だとある意味説明くさくなる物事のとらえ方が

英語になったとたんに

 

Reflect not regret!

 

たったこれだけのシンプルなフレーズで、うまく韻を踏んでいる

呪文のように唱えられる言葉になるんだぁ・・・・!と

その分かりやすさとコンパクトさに感動していました。

 

 

いままで自分の座右の銘とか何も考えたことありませんでしたが

この言葉を今後の自分の・・・・英語学習だけでなく生きていく上での

座右の銘にしたいと思います☆