英会話スクール(52回目・53回目)

しつこく何度も言うけれど、ディスカッション形式のレッスンが本当に楽しいです。

テキストに沿って進むので、トピックは毎回決まっていて、

講師はおそらくマニュアルにそってレッスンをリードしてくれていると思うのだけど

とにかく終始英語を話している状態なので、終わったときの満足感と達成感が

ハンパないです。

 

新人講師さんともこれで約2か月のお付き合いになったけれど

最初のギクシャクしたやりとりがウソのようにお互いの呼吸がしっかり合って来た

感じで、わたしも心から楽しめています。

 

【52回目レッスン】

この日のレッスンは指定されたテーマについて自分の考えを話すことが中心。

わたしが話した内容について、講師が質問を投げかけてくるのでそれに答える・・・

というやり取りが中心でした。

*電気自動車は近い将来普及するか?

遺伝子工学でもたらされる利益はリスクを上回るか?

*10年後の(国同士の)世界のパワーバランスはどうなっていると思うか?

*ロボットによって未来はどう変わると思うか?

 

【53回目レッスン】

これは今日のことですが初めてのディベートレッスンで、もうドキドキ・・・(;^ω^)

トピックは

*オリンピックはお金を使いすぎだと思うか?

 

マンツーマンでやるので、本来のディベートとは少し違っているだろうなと思うし、

また、ここのスクールでも複数人クラスで「賛成派」「反対派」に分かれて

意見を交わす・・・というスタイルが通常のようなので、

わたしのような個人レッスンだと、必然的に講師と私で「賛成派」と「反対派」に

分かれる形になりました。

 

初めての体験でしたがすごくスムーズにできたと思うのでホっとしました。

たぶんそれは、いきなり「さあディベート」と始まるのではなくて、

 

前半の30分くらいは、「賛成派の立場」と「反対派の立場」

それぞれの立場になっての「根拠」を思いつくだけ、いくつかピックアップしていく

という作業。

もちろん、それらの意見はすべてわたしが言います。

そして、わたしが発言したポイントを、ボードに箇条書きでメモしていってくれたので

ディベート・タイムになったときも、それを見ながら(思い出しながら)

発言をすることができ、まごつくことは意外と少なかったです。

 

ところで、テーマをこうして並べ上げて「楽しいです」なんて言っちゃうと、

まるでわたしがものすごく話せる人であるかのような誤解を与えそうですが

(まあそうやって見栄を張ることもできるけれどw)

 

ハッキリ言って、予習ナシではわたしには到底無理なテーマばかりです(笑)

 

なので、自分の英語力と冷静に照らし合わせてみると、このディスカッションは

決して「レベルにぴったり合っている」とは言えないのかもしれないなーと

思います。

ただ、教材のレベルを上げるときって、大抵最初はついていくのが必死で・・・

それがだんだんと楽になってくるものなのかな・・・?と思うので

このディスカッションクラスも、何か月かすれば

少しは楽に対応できるようになるのでは?と自分に期待しています(笑)

 

「素」の状態では明らかにレベルに合っていないこれらのトピックに

どうやって対応しているか?といえば、それはもう入念な予習しかありません。

 

トピックに関しての自分の意見だったり、ネットで調べたニュースだったり

または自分が知っていること、自分の経験談・・・

それらを予習の段階で、「これを話そう」と思いつくことや調べたことを、

すべて英文に書き起こす作業をしてます。

もちろん、わからない単語を調べながら、「この構文おかしくないかな?」と

英辞郎」の例文リストでチェックしながら(笑)

自分が話したいことの台本を書いているみたいな感じですね。

 

これ自体が、英作文の練習になると思うし、

またこの教材で取り上げられるテーマは、まさに英検のライティングや面接で

取り上げられるであろうことが多いので、

英検対策にもなるとおもって、この「台本」はしっかりした英文を書いているつもり。

あらかじめ「こういうことを話したい」というのを

英作文でまとめて整理しておくことで、

レッスン中に「何を言っていいかわからない」という状態だけは避けられますし。

 

もちろん、それを丸暗記するわけではなくて(しかも丸暗記できる量でもないw)

また、その原稿を見ながら話すことは絶対にしません。

 

予習の段階では、書き上げた英文を何度か音読して、

自分の中に重要な専門用語だったりトピックで使う語彙や「これは使いたい」と

思うフレーズだけはしっかりインプットしたら、

あとは話の流れだけ頭にいれればなんとかなるかな~・・・というか

なんとかなっています(笑)

 

 

前々から感じていて・・・・このディスカッションレッスンに移行してから

さらに実感しているのが、

だいたいレッスンの序盤はあまり口が動かないことが多く、自分でも明らかに

「日本語→英語」にしながら話してる感覚が多いのが、

30分くらい過ぎたあたりから、口からなめらかに(対自分比で)

英語が出てくるようになることが多いということ。

講師の発言に対して、ポンポンと弾むように返せるようになっている。

やっぱりレッスン開始から2~30分間、講師の英語をずっと聞き続けて、

自分もずっと英語で考えて話し続けなければいけない状況が長く続くせいで

後半になって「英語脳」みたいな状態になるのかな?

「英語脳」ってものが、どういうものが自分でよくわからないので

気のせいかもしれませんが(笑)

でも後半になると饒舌になってるのはいつもそうなので、

やっぱり英語のシャワーを浴び続けているせい・・・ということは関係ありそう。

 

そう思うと、わたしにはやっぱりこういう50分間のマンツーマンレッスンが

合っているんだなぁ・・・という結論にたどり着きます。

 

こんなふうに夢中になれることがあることが

素直に自分でとてもうれしいし、一生かけて続けていきたいな~と思います。