英検準1級・2次試験を受験してきました。

今日3月3日、予定通り英検準1級の2次試験を受験することができました。

まずは受験できてよかったなぁ・・・と安堵しています。

もうこの1~2週間は連日ずっと胃が痛くて、

「吐きそう」どころか、「胃袋ごと吐き出しそう」なくらいに毎日緊張していたし

今朝はというと、もう胃痛が背中を貫通するくらいひどくて朝食も食べられず(汗)

本当に試験勉強以外の何に対しても意欲がわかず、ダメダメな自分でした。

 

これまでに何度も資格試験を受験してきたけれど、やはり「面接試験」に対する緊張感は

筆記試験のそれとは比較にならないなあ・・・と実感しました。

 

試験会場は、これまた聞いたこともない(大変失礼)大学。

当然、車での来場は禁止だったので、最寄りの駅まで車で来てから、

駅の有料駐車場に停め、そこからテクテク歩きました。

 

準1級になると受験者は少ないとネット情報で聞いていましたが本当に少なくてびっくり。 

面接の順番は先着順で、わたしは5番目だったのだけど、たぶんわたしの後には

2~3人ほど来ただけだったと思います。

そして間違いなくわたしが最年長だったなーーーーとも(笑)

まわりほとんど中高生でしたから。今の子たちは本当にすごいですね~。

 

で、肝心の面接なのですが・・・・

最悪ではないけれど、すごく良くもなかったという自己評価。

 

わたしって、日本語での会話でもそうなのだけど、

緊張すればするほどおしゃべりになる傾向があると自覚しています。

なので面接前に「何も言葉が出てこなかったらどうしよう???」と心配していた事態は起きませんでした。

 

面接官は女性。ものすごく明るい雰囲気でニコニコと愛想よく笑う方だったので

すごく緊張がほどけました。

そして「ああ、たぶんすごく流暢なんだな」とわかる英語でしたが、なんというか

RとL音の癖がものすごく強く、ちょっと全体にレロレロした音の強い英語だったので

正直、すごおく聞き取りづらかったです。

 

最初のスモールトークでは「あなたのことを話してください」というざっくりなリクエストだったので

(むしろ面接官のほうから”〇〇について話して”とか指定されるほうがラクだった)

「わたしは〇〇市からきました。父親の面倒を見るために仕事をやめたので今はだたの主婦です。趣味は海外ドラマをみることで、ストリーミングサービスに加入しているのでほぼ毎日見てます」

など、しゃべりすぎたかもしれない・・・(汗)

 

そして肝心のテストは・・・

 

①ナレーション

4コマ漫画を見て自分でストーリーを作って英文で話すナレーションですが、

内心「過去問だったらいいのになあ・・・」などとずるいことを考えていたのが

いけなかったのか

(※実際、準1級は同じ過去問が数年ごとに使いまわされることが多いらしい)

全く初めて見る4コマ漫画でした。

なんとか必死でストーリーを組み立てて、2分間のナレーション。

言葉に詰まったところはなく、比較的スムーズに話すことができたと思うし

途中、面接官がウンウンとうなづきながら聞いてくれる部分もあったので

まあまあ実力通り(完ぺきとは言ってないw)な出来だったんじゃないかと思います。

 

Q&A

(Q1)4コマ漫画の登場人物について「あなただったらどう思うか?」な質問。

実は4問あるQ&Aの中で、意外と苦手にしていたのがこの問題。

とっさに「自分だったらこう考えるだろう」って言えそうで言いにくくないですか?

これが「ああすればよかった、こうすればよかった」という”後悔系”の話だったら

よかったのだけど、わたしのそれはちょっと違ってたので、

なんだかもたもたしてしまいました。

 

(Q2)(Q3)、については「出るかも」と準備していた問題だったのでスムーズに解答できてホッ・・・。

 

さあ、あと1問で帰れる~!と気持ちが半分ホっとしかかったところでやらかしました。

 

(Q4)の質問が、聞き取れなかったのです。

正確に言うと、出だしの部分の単語がさっぱり聞き取れなかった感じ。

だから、その後につづく文章を聞きながら、出だしの部分を何と言ったのか?

穴埋めするかのように想像しようと頑張ったのだけど、たぶんその後の文章で

過去問でお目にかかったことのない単語が出てきたので、チェックしていなかった

質問文だった気がする・・・(そう思ってるだけかもだけど)

思い切って、「もう一度お願いできますか」とチャンスをもらったけれど

やっぱり同じ。最初がどうしても聞き取れない。

なんて発音しているのかわからない(><)

 

それ以上聞くと減点になるとわかっていたので、もうここは「思い込み」で

とりあえず何かしゃべるしかない!と思い、「こう言ってるんじゃないか」という

想像に基づいて解答したけれど・・・・・。

あれは100%的外れだったと自信をもって言えます(笑)

 

だって、話し終わったあとに、「That's all?」って聞かれちゃったから・・・。

 

途中までは順調だと思っていただけに、この最後の質問で的外れ解答をしてしまった

事は心底悔しくてたまらないのだけど、ある意味実力通りなんですよね。これも。

まあ、4問目が「0点」になることはないだろうし・・・

(たぶん2点はもらえるはず?)

 

それ以外の回答ではそんなにやらかした感はないので、ギリギリ合格できるんじゃないかなぁ・・・・

と信じたいですが、こればっかりは発表を待たないとわかりません。

 

今朝まで、もう逃げたいくらいに緊張していたけれど、いざ面接室の中に入ると

その緊張もすっかり忘れて、よどみなくしゃべり続けてきた感じです。

(正しい英語かどうか?は別の話)

一般的には英検の面接対策としてオンライン英会話で練習を積んで臨む人が多いと

思うのですが、わたしはそれはしませんでした。なんかもうめんどくさくて(笑)

ひたすら自分で自分の回答を録音しつつ(秒数を測るためにも)ぶつぶつ独り言を繰り返すのみ。

それでも面接官と向き合ったときに緊張せずにいられたのは、

たぶん週1の英会話スクールで、生身のネイティブと英語を話す(画面越しではないという意味)

レーニングの積み重ねのおかげのような気がしてます。面接官との距離も

ちょうどレッスンを受けているときの講師との距離感に近かったし。

 

ただ、いつか1級面接チャレンジするチャンスがきたら、そのときには

1級対策のレッスンを英会話スクールのほうでやってもらおうかな~と思ってます。

まだまだ先の話だけど!

 

それにしても、ただただ疲れました。

お正月が明けてからのこの約2か月間、ずーーーっと英検のことばかり毎日考えてすごしてきたので、

正直、少し休みたい。

そして面接試験に対するプレッシャーが自分が想像していた以上のものだったので

こんな自分が1級なんかに向かっていけるんだろうか?という不安感も。

 

でも、不安を打ち消してくれるものは、結局自分の勉強の積みかさねしかないんですよね。

わたしがこれだけ不安だったのは、準1級の面接をちょっと甘く見ていたせいで

対策スタートが出遅れたこと(汗)が一番大きかったと思います。

ほんっと、一次試験直後からスタートするべきでした・・・。

 

本来であれば、ここでいったん完全に休息モードになりたいのだけど、

でも準1級対策のために積み上げてきたものを、そっくりそのまま1級対策への

土台にしなければ、本当にもったいないと思うし、ここで休んでしまうと、

たぶん1級チャレンジするときに、またこの準1級レベルのところから

学習の積み上げを始めなければいけなくなると思うので・・・

完全に休むのは1週間くらいにして、すぐにも1級対策に向けた勉強の計画を

立てたいと思います。

 

とりあえず、(4問目を完全に落としてしまったけど)なんとか合格させてくれないかな・・・。