英検準1級の2次対策~ナレーション編~

まあ、こんな地味にやっているブログを誰かが見るとは思いませんが、

ひょっとしたら誰かの目に留まるかもしれないので

2次対策をどんなふうにやったかを書き留めておこうと思います。

 

 

まず最初に購入したのはこの対策本でしたが・・・・

 

【CD+DVD付】14日でできる! 英検準1級 二次試験・面接 完全予想問題 (旺文社英検書)

 

でも今思えば正直、この対策本は要らなかったです。

 

2次試験がどんなものか?まーったく知らなかったので「とりあえず対策本かな?」

と言う気持ちで買いましたが

「面接DVD」なんて要らなかったし、音声CDも、模範解答のナレーションを覚える

意味はないので(←この対策本と同じ4コマ漫画が出るわけではないのだから)

全く聞かなかったし。

4コマ漫画のナレーション描写などは、

「え?こんなところまで描写しなくちゃいけないの?」と驚くくらい詳細すぎるもので

これだけで対策していたら、逆に「こんなの無理」って挫折感味わってたかも(笑)

 

この対策本をやった後に、最新版の過去問に取り組んでみましたが、

ハッキリ言って、過去問の模範解答のほうが

ナレーションは上記の対策本よりずっとシンプルな文章になっていました。

なので「あ、なあんだこのくらいでいいのか」とホっとさせられました。

 

・・・ということで、実際にやりこんだのはやはり過去問のほうでした。

↓この過去問は、1次試験用にもともと買ってあった過去問で、

1次試験後に、2次試験の過去問としてももちろん利用。

 

英検準1級過去6回問題集 ’19年度版

そして、この過去問に取り組んだときに、上記の「対策本」には出てこないタイプの

ナレーション問題がかなりあったので、かなり焦ってしまったんですね。

「対策本と全然違うじゃーん!」と・・・。

 

 

対策本だけをやっていて、傾向の違う問題を出されていたら、わたしはきっと

演習不足によって本番で焦りまくってうまくいかなかったと思います。

そして、この最新版の過去問をやってみて、

「これはもっといろいろなパターンをこなしていないと不安すぎる」と思ったわたしは、

やはり過去問に勝るものなし!・・・と、

Amazonで2015年版と2013年版の過去問を中古販売で購入しちゃいました。

たぶん、ここまでする受験者なんていないだろうなあーと自分にあきれつつも。

でも、とにかく不安だったので、自信をつけるにはとにかくたくさんの問題演習を

こなすしかない・・・って思いました。

 

2015年度版 英検準1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

2013年度版英検準1級過去6回全問題集 (旺文社英検書)

 

英検準1級の情報を得るために、某巨大掲示板の書き込みもかなり読んでいたのですが

その掲示板で知ったのは、最近の準1級の面接で、過去問がかなりの割合でそのまま

出題されるケースが多いという事実・・・( ゚Д゚)

わたしが取り組んだ2015年版、2013年版の過去問からもかなりの数の問題が

去年から今年にかけての二次試験でそのまま使いまわされていたようでびっくり。

 

残念ながら、わたしの実際の面接は過去問の使いまわし問題ではなかったですけどね(笑)

 

ただ、これだけいろいろなパターンの4コマ漫画で練習していたおかげで、本番は

「何が来ても答えられるはず」と自信をもって臨めた気がします。 

 

 これらの過去問をどのように活用したか・・・・ですが、

わたしはこんなふうに4コマ漫画と設問の載っているページをコピーして

クリアファイルに入れて使ってました。

 

 

よそ様の対策ブログを読ませてもらうと、4コマ漫画については自分なりに

ナレーションを書いてそれを音読する・・・というやり方をよく見かけましたが

わたしはそれはしなかったです。

過去問が多すぎて(笑)そんなことに時間をかけていられなかった・・・というのが

直接の理由ですが

もうひとつには、ナレーションは水物なので、丸暗記することよりも、定番フレーズを

その都度使い分けられることが大事だと思ったので

とっさに浮かばないフレーズや、よくつまづく箇所だけ、

こんなふうにメモしてチェックしておき、

毎回、何も見ないでナレーションをし、毎回時間を測って感覚を覚えるようにしていました。


そして、何度も何度も練習するうちにわかってきたコツがあり、そこをきっちり

抑えるようにすると、すごくスムーズに話せるようになった気がします。

わたしが抑えたポイントというのは・・・

 

1分間の準備時間中に「最初の1文」をしっかり決めること。

 

1分間で4コマ漫画の全容をつかまなければいけないわけですが、意外とおろそかに

しがちなのが「最初の1文」

4コマ漫画全体の意味を掴んだつもりでいても、出だしの言葉をしっかり決めておかないと、

スタートでいきなりつまづく・・・ということを、過去問をやってみて何度もあったんですね。

そして、いきなり言葉に詰まることで焦りが焦りを呼んで、その先も心臓バクバクになってしまう・・・・。

 

この「最初の1文が大事」と気づいてからは、

グっとナレーション練習がスムーズになりました。

そして実際の試験のときも、1分間の準備時間中、ザっと4コマの内容をチェックした後は

「よし、The man was viewing a website about ABC companyだ。」と

最初の1文を頭の中でブツブツ繰り返していました(笑)

 

 

・・・とこんな感じでナレーション対策はしてみました。

結果は自分の手ごたえ以上の点数をもらえたので成功だったと思います(^^)

 

次回はQ&A対策について書きます~。