英作文の添削。

英会話レッスンの前にはいつも入念に予習をします。

時事問題やディベート、ディスカッション、プレゼンなど

まだわたしの英語力では、即興では対応できないトピックばかりだからです。

 

そして、月額で毎日気軽にレッスンできるオンラインとは違い、

決して安いとはいえない対面でのプライベートレッスンなので、

時間を無駄にすることでレッスン料を無駄にすることはしたくない・・・!

というそういう思いがかなり強いというのも理由です。

 

なので、毎週トピックで触れるであろう内容や、自分の意見、経験など

その週のトピックに関連することについて、自分でノートにまとめているのですが

(つまり、わたしにとってのネタ帳)

 

だいたい1回のレッスンにつき、ノート5~6ページくらいの英文を書きます(汗)

50分間のレッスンで、ディベートなんかになると、かなりの量を話すし

またテーマが毎回難しいので、

そのくらい入念に話す内容を決めていないと・・・っていう感じ。

たぶん、日本語でのディスカッションでも、

事前に周辺知識についてリサーチするだろうと思うのでそのあたりは、

英語でも日本語でも同じかも。

 

今、担任になってもらっているネイティブ講師は4人目ですが

彼女は時間に余裕があるときは、このわたしのネタ帳の添削をしてくれるので

これが本当に助かっています!

 

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英作文をネイティブに添削してもらえることのありがたさ。

間違いを指摘してもらえることはもちろんだけれど、

このごろは、

「あ、これでいいんだ!」と自分の英語が文法的にだいたい合っているということを

確認できて、それを自信につなげることができている・・・という効果を感じます。

 

このごろは、「単数形と複数形」「a と the の区別」「三人称単数のs」など

ケアレスミスが大半で(いや、それもよくないのだけど)

構文そのものがおかしいとか、語順がおかしいとか、そういう根本的な部分を

直されることはほぼないので、

ああ、文法的にだいたいOKな英文が書けているんだなという安心感をもらえています。

 

そして、今週のレッスンでも添削してもらえたのですが

「すっごくいい!」と絶賛してもらえた文章がありました。

 

「ボランティアは自己責任で危険区域へ行くべきか」

 

という難しいテーマのディベートだったのですが・・・

(※つまり、危険区域でテロリストなどに誘拐されたボランティアやジャーナリストを政府は助けるべきか?という討論)

講師が珍しく「素晴らしい」と言って、その部分にクルクルと〇をつけてくれました。

 

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The reason why we can enjoy traveling anywhere is that there is an unspoken agreement between governments and citizens, which gurantees their freedom of action in exchange for taking responsibility for their decision. Freedom assumes responsibility.
The definition of freedom would be accepted only when we keep this principle.

訳)

わたしたちがどこへでも旅行を楽しめるのは、

政府と国民の間に、ある暗黙の了解が存在するからです。

その暗黙の了解とは、自分たちの決断に責任を取ることと引き換えに

自由を保証するというものです。

自由とは責任を負うことです。

自由の定義というものは、わたしたちがこの原則を守る時に限って

受け入れられるものなのです。

 

実は「国と国民の間には私たちが自由な旅を楽しめるのは・・・」

の部分は自分で思いついたものではなくて、ネット上でこれに近い意見を見つけたので

「なるほど~。これはディベートに使える!」と思い、

自分の英語力の範囲で英訳し、そこに自分の意見を色付けしたものです。

 

英文にするときに「この表現でいいんだろうか?文法的におかしくないだろうか?」と

何度も何度も、表現変えてみたり・・・・と試行錯誤した部分でした。

 

その苦労を知らない講師が、この表現を見て

「この主張はすごくいい!すごく気に入ったわ!」と絶賛してくれたのがうれしくて!

 

講師が絶賛したのは「いい意見」という意味だったのですが、

わたしはそっちよりも「英語として正しい形になっていた」

ことのほうが、とにかくうれしかったです。

「あ~この英語でいいんだ!」という自信をもらえたというか・・・。

 

 

ちなみに、レッスンのたびにこんな要領で数ページ分の英文を書いていますが

これを丸暗記するわけではなくて(まあできないですしw)

何度か音読をして、自分の言いたい要点をざっくり頭の中に入れた上で

レッスン本番に臨む・・・とそんな感じです。

 

なかなかハードですが、週1回のレッスンでも内容はすごく濃いので

これからも頑張っていこうと思います☆