いろいろバタバタと忙しかったので、
前回の記事からずいぶんと時間が経ってしまいましたが
過疎ブログなのでまあそこは気にしないとして・・・(^^;
マイペースで今日は1級1次の長文対策で自分がやったことを書こうと思います。
あくまで「わたしはこうしてみたよ」という試行錯誤の話なのでこれがベスト!とかでは
全くないですし、同じところでつまづきを感じる人のヒントになればいいなーという
気持ちです。
本格的に1級対策に入るときに、その時点での自分の英語力でどのくらいリーディング
問題が解けるだろうか?という力試しを過去問でやってみたのですが
過去問ごとの難易度にも多少左右されるものの、
大問2の穴埋め問題が、平均して6問中2~3問・・・・
大問3の長文読解がだいたい10問中5~6問・・・
両方合わせても、16問中、正答率約6割・・・というレベル。
たぶん、その一番大きな理由は「時間が足らない」だったと思います。
時間無制限なら8割以上もいけたかな・・・と。(まあ誰でもそうですね)
その時点での問題点は
語彙問題に時間をかけすぎる→穴埋め問題に時間をかけすぎる→結果的に
長文読解問題が難しい&時間もない!で焦ってしっかり読めない→失点多数
・・・・というダメダメパターンでした。
なので、前記事にも書いた通り、語彙問題をすばやく消化するというのが
ものすごく重要になってくるんですよね・・・。
だからボキャビルと語彙パートの解答スピードをあげる(前記事)演習と並行して
長文読解については以下のようなことを取り組みました。
第一段階:ひたすら精読→そしてひたすら音読。
わたしは長文でもリスニングでも・・・ですが、かならずしつこく音読を繰り返す
ことで英語力をコツコツ上げてきたタイプなので、
1級長文をスラスラ読めないことには、音読でのアプローチができません。
当然、スラスラ音読できない=発音や語彙があいまい=読解もあいまい
・・・とすべてつながっていると思うので、時間がかかっても「精読」は
自分にとって外せない作業でした。
たとえば、「長文では返り読みをしてはだめ」とよく言われますが、
この「返り読み」も、「1回で意味を掴み切れない原因」を取り除かない限り
1回で読むことだけにこだわっても根本的な解決にはならないわけで・・・・・
↑こんな感じに1度解き終わった過去問に直接つまづいた箇所をすべて書き込み。
じっくりと音読しながら1文1文しっかり意味を確認し、意味の分からないところは
日本語訳と照らし合わせて納得する・・・という感じ。
わたしの場合、過去問はどうしても1回で内容を記憶してしまうため、あまり
「何度も同じ問題を解きなおす」ってことはしませんでした(笑)
2回目に解くときに必ず早く解けてしまうので、それは実力じゃないしって思って。
それよりは1回解いてみたものを「精読・音読教材」にしてしまい、
めいっぱい書き込み、それを1週間くらいかけて何度も何度も音読して使い倒してから
次の過去問を本番同様の緊張感で解く・・・というのが自分のやり方でした。
(ひとつの過去問を音読しまくった効果を検証する意味もこめて)
というやり方をしていました。
第二段階:穴埋め問題の解き方のコツを模索
試験前のブログでも何度かぼやいていたと思うのですが、わたしの場合、大問③の
長文問題よりも、大問②の穴埋め問題がどうにも苦手で苦手で・・・・時間はかかるわ
正答を選びきれないわ・・・でとにかく苦しみました。
まあ結局のところ「読めてるか読めてないか」の問題でしかなかったと思うのですが
カッコの前の部分を何度も読み、カッコの後の部分を何度も読み、そして選択肢を
ひとつずつ入れてみて・・・という、モタモタした作業を繰り返すわりに
スパっと選びきれない・・・の繰り返し。
ひどいときは、6問中1問しか合ってない・・・・なあんてこともあり、
何をどう対策したらいいのか?という状態でしたが、結局のところこれは
「たくさん問題を解いて慣れる」しかありませんでした。
そして過去問に追加で購入した長文に特化した問題集の解きまくり。
最初は時間オーバーは気にせずに、何度でも気が済むまで問題を読んでから
穴埋めをする・・・という、とても単純な作業ではありますがそれを毎日毎日
ひたすら繰り返しているうちに、自然とスピードがついてくるようになり
この問題集が設定した制限時間内に解けるようになってきたし、
過去問の正答率も安定してきました。
(そして本番では5/6問正答できたので、一定の効果はあったと思います)
あ!もちろんこちらの穴埋め問題パートでも、しっかり精読作業&繰り返し音読をしました。
なので、月並みではありますが長文対策はやっぱり
ひたすら精読→ひたすら音読→ひたすら解きまくり
の流れが、少なくともわたしにとっては一番着実に力のつくスタイルだった気がします。
決して効率のいいやり方ではないけれど「急がば回れ」がわたしの勉強スタイルなので
アナログなことでも、非効率なように見えることでもコツコツ取り組みます。
・・・というか、そういう泥臭いやり方が好きなんです(笑)
第三段階:ちょっとしたコツをつかむ
慣れてくると見えてきたのは「解き方のコツ」。
といっても、全然すごい発見でもなんでもなく、ごくごく当たり前のことなんですが
穴埋めでも長文読解でも・・・・「どれを選んでいいかわからない」となったら
やっぱり強いのは「消去法」だなということ。
正解をひとつ選ぼうとする前に、冷静になって「これは絶対違うよね?」という選択肢
を除外していくと、大抵2つに絞られるので、あとはもう勘!(イヤほんとに)。
今年1月の1次試験のときは、大問③のパートで2問、この「二択」にせまられて
迷いに迷って、選びましたが・・・・どちらも不正解でしたw(だめじゃん・・・)
それからもうひとつのコツとしては、よく出題される「科学系or実験系の話」
背景知識がないと、何の話をしているのかさっぱりわからない!となる文章も
最初は苦手意識から「無理だあ」と弱腰になっていたんですね。
実験系の話って、読んでいるときはフンフンとわかった気になっても選択肢を
読んでるうちに「実験の流れを書いた文章の内容」がスッポリ頭から抜けがちだったので
演習を積んでいく中で、読んだことを「図に描いてみる」ということを思いつき、やってみました。
専門用語は専門用語のままでもそれなりに実験の流れと結果が
視覚的に理解しやすいなと感じたので、これは結構オススメかもです。
↑わかりにくいけれど、こんな感じで。
(図は書いた自分にしかわからないのでたぶん意味不明ですみませんw)
・・・と、こんな感じで長文対策していました。
もっと簡潔に説明出来たらよかったのですが・・・・読みづらくてすみません。
長文どうやって対策したら?と思っている人の何かヒントになるものがあると
いいなと思って書きました。
次回はリスニング対策について書きます!