英検1級1次試験対策まとめ【英作文】

英検1級二次試験の結果を待つまでの間に、まだ書いていなかった

【エッセイ対策】について書こうと思います。

ただ、わたしはいつでもスタンスは同じなのですが、自分の対策法をブログに

書いてはいるものの、「これが最適解」とか言うつもりは全然なくて、

どの対策法もすべて「わたしはこうやりました」の一例でしかありません。

 

やっぱり人それぞれ、「取り組みやすさ」ってあると思うので、誰かにとってのベストが

必ずしも自分にしっくりくるとは思わないですし。

自分自身、実のところ「誰かがこういうやり方をしていたから」

というところを参考にしていることって少ない気がします。だからこそ、

偶然にでもブログを見つけてくれた人が「なるほどそういうやり方もあるね」と

何かのヒントになったらいいなーと思いながら書いています。

 

 

第1段階:英検エッセイの型に慣れる

英検準1級を経験していれば、この「第一段階」は必要ないと思いますが、

いきなり英検1級にチャレンジする場合は、やはり英検1級英作文で求められている

「型」を体に染み込ませるのはすごく大事だと思います。

準1級と1級の違いは、主張の根拠が「2つ」→「3つ」に増える

だけなので、この段階はもう大丈夫、という人は「第2段階」から読んでもらって

OKだと思います。もし英作文初めて!という人がこの記事を読んでいるようなら

「英検準1級」のときの英作文対策記事をぜひ。

 

enjoy-englishlife.hatenablog.com

 

第2段階:過去問をよく吟味して傾向を掴む。

 

わたしは1度、英検1級1次試験を落ちているのですが、このときの最大の失敗は

「テーマでトレンドを狙いすぎた」

「レアトピックに固執した」

「国内ばかりに目を向けてしまった」

ことでした。

 

テーマでトレンドorレアトピック・・・というのは、たとえば

*プラスチックごみ問題

*父親の育児休暇

*テレワーク

*臓器移植問題、安楽死問題、人種差別、動物実験・・・

 

など、そういう感じ。しかもこういうテーマばかり15トピックくらいの英作文をして

それをネイティブ講師に添削してもらっていました。

もちろん、それが当たれば大きなアドバンテージになるけれど、

準備期間が限られている場合は、もっと応用の利きやすいトピックから選んだほうが

いいに決まってます

(今だからわかるけれど、当時は「レアトピックが来たら何も書けない」という不安からトレンド&難しいものをクリアしとかなきゃ・・・と躍起になってた気がします)

 

このときの超反省モードは過去記事に延々綴っているので、詳しくはそちらで(笑)

今読み返しても、泣き言をだらだら書いていて恥ずかしいですけど。

 

enjoy-englishlife.hatenablog.com

 

そしてやはり必要になってくるのが「直近の英作文ではどんなお題が使われたか?」

というデータ的なもの。これは2~3年くらいできれば遡って、傾向的なものは

チェックしておいたほうがいいと思いました。

そしてある意味、2~3年という短い期間の間に出されたお題の類似テーマが

再び出る確率はとても低いので、

それらをあえて除外する作業にも役立ちます。

過去問チェックはすごく大事です。

英作文にしろ、二次試験のスピーチにしろ、

効率よくまとまっている参考書に頼りがちですが、最後はやっぱり過去問だと思います。

 

 第3段階:情報収集と自作の英作文テンプレをたくさん書いて暗記。

残念ながら英作文の上達には近道はなくて・・・結局は、正しい英作文を何度も書いて、

内容をできるだけ覚えて(スピーチと違って完全に覚えなくてもいい)

頭の中のネタストックを増やす・・・これしかないと感じました。

参考書のモデル英作文から使えそうな文章を探すことから始めて・・・

 

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①「自分用英作文テンプレート」をたくさん書いてそして何度も音読し、なるべく覚えること。

②キーワード検索で英字ニュースや記事を探して、論点に使えそうなフレーズや文章をコピーし、自分の言いやすい形に変えるなどして自分のテンプレ英作文に使う。

③ネイティブに添削してもらう。

 

このあたりです。週1で英会話スクールへずっと通っているので

担当講師に協力してもらい、

「毎週1つ英作文を書いて来るので、レッスン最後の5分間をその添削に使ってほしい」

とお願いして、添削してもらっていました。

 

 

そして、何度も書いているように、わたしの場合は1次試験に1度失敗しており、

そのときに「英作文は二次試験スピーチ対策と兼ねたほうがいい」ということを学習。

2回目の1次試験チャレンジのときには、過去問に記載されている

モデルスピーチの音読も並行して取り組みました。

これはすごくよかったと思います。(詳しくはまた二次対策編で書きますが)

 

過去問記載のモデルスピーチは、もちろん英作文としては若干字数が少ないので、

合間を自分の言葉で適当に埋めて(笑)本番では字数を増やす必要がありますが

それはたいして問題ではないと思ったし、二次対策を早めにできる・・・という点でも

この方がいいような気がします。

 

 

1回目の失敗を教訓に、いろいろ取り組み方を改めてチャレンジした2回目の

英作文では800点/850点取ることができたので、すごくうれしかったし、

しかもこの高得点は「自作して暗記していたモデル英作文がほぼそのまま使えた」と

というところで、やったことがきちんと成果につながった形です。

 

 

enjoy-englishlife.hatenablog.com

 

以上がわたしのライティングでやってきたこと・・・でした。

どこまで参考になるかわかりませんが、

とりあえず、自分にとっての「正しいやり方」でコツコツ積み上げて行けば、

必ず成果は出る!ということは証明できたかなーと思います。