英検1級対策について思うこと。

珍しくまめに記事を書いています。

 

Twitterをやっていると、いわゆる「英語学習アカウント」を作って

同じような学習者さんたちと情報交換したり交流しているのをよく見ます。

 

ちなみに、わたしのアカウントは全然学習アカではないです。

これまでにも何度か「わたしも学習用アカウントつくろうかなー」とは思いましたが

Twitter上は本当に意識の高い、優秀な学習者さんが数えきれないほどいるので

きっと自分がその中に入っていったら、

「やらなきゃ、やらなきゃ」というプレッシャーに押しつぶされるか

「みんなすごいのにわたしはどうしてこんな・・・」と周りと自分を比べて劣等感で

苦しくなってしまう

の両方を繰り返すことになるに違いないと自覚しているので、

あえて英語学習だけをついて呟くアカウントにはしない・・・としています。

 

この過疎ブログでマイペースに細々とつづっているほうがうんと気楽です。

 

でも、英語を頑張っている人達のつぶやきを見るのは単純に刺激をもらえて

とても楽しいし、励まされるのでよく見ているのですが・・・

 

ときどき見かけるのが、英検対策のために〇〇を読む・・・!とかを実践している人。

 

あくまでも、あくまでも個人的な見解に過ぎないけれど

英検のために、英字新聞を読む、とか洋書の多読をする、とか

そういうのはあまり効果的ではないように思ってます。

 

あ、もちろん、「1年後に英検を受ける」とか先の長い話だったらもちろんいいと思います。

長期計画で読解力や語彙力強化するんだーという目的であれば。

 

でも「次の英検受けるぞ」っていう時期であったら

英字新聞を読んでいる時間は、もったいないので過去問の長文問題をひたすら読むほうが

絶対にいいと思うのです。

 

実践的な勉強をしたほうがいい・・・ということもあるけれど

それよりも、1級の長文問題ってやっぱり難しいのです。

なんというか、「わざわざ難しい文章構成にしている」としか思えないような

独特の読みにくさがあって・・・

まどろっこしい言い回しだったり、

ときどき日本語訳を読んでも意味がわからない?ということもあります。

一方、英字新聞とかは試験英語ではないので読みやすく書かれている。

読みやすい文章はストレスがないので、楽しいし、たくさん読んだらなんだか

チカラついている気がするけれど、必要なのは英検の長文をサクサク読む力。

 

意地悪で複雑な文章を限られた時間の中でサクサク読んで解いていくためには

「慣れ」が必要で、慣れるためには、ひたすら過去問を読んで読んで読んで・・・

スピード感をもって読めるようにトレーニングしていくしかなくて、

そういう読解力は、最初から日本人向けに読みやすく書かれている英字新聞を読んでいても

なかなか身につかないと思います。

 

(※もちろん、これはすでに英検1級長文がラクラク読める人の話ではなくて、長文問題が苦手・・・と思っている人向けの話)

 

リスニングにも同じことが言えるけれど、

とにかく、「直近の英検」を目指しているのだったら、英検過去問&英検対策問題集

以外のもので勉強しているのは本当にもったいない・・・。

(洋書や英字新聞は、試験が終わってからいくらでも読めますし!)

 

・・・なんてことを、思ってます。

 

わたしが1級を目指そうと思ったときは、語彙からして高い壁だったし

長文も、最初は本当に読むのに時間がかかっていて(時間かけても読めなかったり)

それをある程度のレベルまで克服するのにすごく苦労しました。

 

なので長文問題と向き合うことは最初は楽しくなかったし、

どうやって力をつけたらいいのか?と試行錯誤の連続でしたが

やっぱり「これさえやればOK」なんていう攻略法は存在しなくて、

ひとつひとつ「自分のわからないこと」を認めながら、なぜ間違えたのか?

何がわからなかったのか?を丁寧に突き合わせる「精読」しかありませんでした。

 

逆にいえば、英検1級の長文が読めるようになるとほかの媒体の英語は

よりいっそう本当にわかりやすく感じます。鍛えられるんでしょうね(笑)

 

そんなわけで、あくまで個人的な考えなので、正解ではないかもしれないけれど

直近の英検を目指している人は、ほかの雑誌や新聞ではなくて、

ひたすら過去問を読みまくりましょう!

できれば音読がオススメです★

 

enjoy-englishlife.hatenablog.com