英検を再受験してました。
実は実は・・・
今年1月に英検1級を再受験していました。
我ながら何やってるんだかと思いますが、急に受験したくなったのです。
1度合格してるから、落ちてもいいやーと最初は思っていましたが
いざ受験日が近づいてくると、
「もう一度受験したら不合格でした・・・」は逆に恥ずかしい!!!
と思えてきたので、誰にも言わず本当にこっそりこっそり受験しました。
なぜ受験しようと思ったのか・・・・?というとこれは単純に「モチベの維持」です。
昨年7月に1級に合格した直後は、「もうこんな勉強二度としない」と思ったほど
疲れていたので(二次対策のために本当に膨大な量の練習をしていたから)
これからは「楽しみながらのんびり英語をやるんだ」なんて思っていました。
が、1か月2か月・・・と経つにつれて、何も目標がないことに対する寂しさと、
そして何より甘えが出てきて、その日に予定していた勉強ができなくても
「まあ別にまた明日頑張ればいいや」と、どんどん先送りに・・・。
いや、語学なんて単なる趣味なのだから、それで全然いいはずなのですが
英検のときほどの追い込みができない自分に
自分で物足りなさを感じるようになってしまいました。
(このあたりはたぶん自分の性格)
やっぱり自分には試験を受けることが必要だと思いました。
試験そのものより、目標を設定するとその過程で自分の英語力が
グンと一段階伸びるのを感じてきたからだと思います。
TOEICで950点以上目指す・・・という目標でも立てるかなあ・・と
思ったものの、そうなると数年ぶりのTOEIC、
最近の傾向にあった問題集を新たに買わなくちゃいけないなあ、
もう一度勉強しなおさないといけないなあ・・・と、考えるとどうも腰が重く・・・
(つまりめんどくささが先に立つ)
何より自分はやっぱりスピーキング力を上げたいので、
今更TOEICは何かちょっと自分が目指したいものとは違う気がしました。
そんなふうに迷いの中にいるときにたまたま見つけたブログ。
その方は、英検1級をずーっと受け続けて合格し続けているという人ですが、
その考え方やズバズバした文章の切り口が、自分にはものすごく刺激的で、
とにかく目からウロコの連続だったのです。
一番胸に響いたのは、
「過去に合格した英検1級を自慢するのは、
一番痩せていた時の体重を誇るようなもの」
という言葉。
いやもう本当にそれだ!!と思いました。
その方の自論として、
英検1級に合格し続けてこそ初めて1級の力がついている…と言えるというもので、
それにわたしもすごく共感したのです。
事実、自分は1級合格直後をピークに自分の英語力は
日に日に落ちて行ってるんじゃないか?という不安に駆られることもあったからです。
わたし、あまりほかの英語学習者に対してリスペクトする気持ちを持つことはないのですが
この方の考え方は、自分が求めているものに近いからなのか、
リスペクトというより「師匠と呼ばせてください」というくらい、考え方や言葉が
どれもこれも自分に突き刺さるものばかりで・・・多大な影響を受けています(笑)
そして、その方のブログに感化されて、
「英検1級を受け続けるっていうのもアリなんだ」と思えてきて、
自分もやってみたくなったのです。
TOEICをまた受けることはめんどくさいなーと思うのに、
英検1級なら「よしもう一回やろう!」となる・・・だなんて、
他の人からすると変わり者でしかないように映るかもですが
その違いはやっぱり、英検については積み重ねたものが
自分の頭にまだたくさん残っていて使えるものがたくさんあること、
過去問とか英作文、二次対策とか、新しいものを買い足したりしなくても、
今ある教材と記憶の再定着ですぐに始められる…のが大きかったです。
そしてやっぱりスピーキング。
二次試験の面接試験の難易度の高さは、スピーキング力を確実に引き上げてくれます。
なのでTOEICを受けるより、わたしは英検がいいと思いました。
それでも「今更そんなことやる必要あるのか」という葛藤もあったので
申し込み期限ギリギリまでずっと悩み続け、
最終的には、「直前でイヤになったらやめちゃえばいいじゃん」と言い聞かせ
いつでも逃げられるようにしておくために(笑)
誰にも受験することを宣言せずに、申し込みしたわけですけどネ。
なので実質的な対策時間は1か月でした。
準備期間があまりなかったこともあって
今回は「とりあえず1次はギリギリ通過でいい」として、
自分の目標は、二次試験で「前回よりもいいスコアを取って合格すること」
にしました。
思い返せば、二次試験の結果には全く納得がいっていなかったんですよね・・・。
(評価に対してじゃないですよ、自分にガッカリしたという意味です)
enjoy-englishlife.hatenablog.com
↑このときも、「もう一回受けたい」と衝動的に思ってましたから
今回再受験したのは、自分の中では必然だったかもしれません(笑)
結果についてですが、こういう記事を上げるくらいなので
一次試験は無事合格しました。(落ちてたら恥ずかしくて書けませんw)
その詳細については、長くなったので次の記事で改めて書きます。