子供と英会話スクール。

学校が春休みになったせいか。。。

英会話スクールで、中高生の生徒さんと会うことが多くなった。

ふだん、わたしは平日午後にプライベートレッスンを受けているけれど、

夏休みは春休みなどの長期休暇中は、

自分と同じ時間帯に中高生の子が、おなじくプライベートレッスンを受けている。

おそらく、普段のレッスンに+αした、

「短期集中レッスン」的なものかなーと思っているけれど。

 

最近、ちらっと思うのが、

「あー自分の息子にも幼いころから英会話レッスン受けさせればよかったなー」

ということだ。

もちろん、今更遅いのだけど。

 

小中学生当時の我が子は、個人スポーツを選手レベルでやっていたので

とてもじゃないが塾などほかの習い事に時間を割く余裕がなかった。

だから、英会話スクールに通わせるなんてことは、現実的には無理だったけれど

それとは別に、自分の中ではまだ当時は

「週1回英会話スクールに行ったくらいで英語が話せるようになるわけがない」

と、内心バカにしていた部分も大きい。

 

が、今はその考えは間違っていたと思っている。

 

自分自身が実際にオンライン英会話を毎日受ける生活から

週1回のレッスンに切り替えてからの方がスピーキング力が伸びたと実感している

・・・というのあるけれど、

 

幼いころから英会話レッスンをずーっと受けていることの一番のメリットは

学校の英語の授業でアドバンテージになるから・・・とか

そんな単純なことではなくて(それだけなら別に塾で済む話)

やはり、スピーキングに対しての抵抗感がなくなることだと思う。

 

中学高校で、英語の成績がすごくいい!と言う子のうち、

果たしてどのくらいの子がスピーキングができるか・・・?といったら、

塾で英語を習ってるだけの子には、かなり難しいのでは?

 

「恥ずかしがらずに正しい発音で話そうとする」

 

が、日本人の子供にとって一番ハードルの高いことなんじゃないかと思う。

わたしの場合は、中学に入学した時にとにかく

「ネイティブみたいに英語が発音できるようになりたい」というのが

自分のモチベーションだったので、英語を英語っぽく発音する練習はそれはもう

必至にやったし、クラスの前で音読すると「すげぇ・・・」と驚かれたけれど

そんな子供はむしろレアだと思う。

 

物心がハッキリついてしまってから、英語を習うと

「発音がわからない」というよりは、ネイティブっぽく発音しようとすることに対して

恥ずかしいという思いが先に立つ気がするので、

そういう感情を覚える前から、始めさせるほうがいいんじゃないかなあと思うわけ。

 

ただ実際には、早いうちから英会話教室みたいなところに行かせても

中学校以降になると、多くは進学塾にシフトしちゃうんだろうなあ・・・。

そのころまでにある程度のレベルにスピーキングが上達していると、

「英会話はやめたくない」と本人自身が思うようになり、英会話の伸びを楽しめるから

一番いろんな文法や表現を使って話せることが増えてくるであろう中高生で

グーーーーンと・・・と伸びる気がするのだけど、

英語ばかり勉強していればいいわけじゃないから、難しいんだろうな。

 

が、そんな中でも、そこをちゃんとバランスとって高校生までずっと続けている子は

英会話に対しての抵抗感が全くなくなっているし、

実際、小さい時からレッスンを受け続けてきた結果、

高校生で大人に混じった上級クラスでレッスンを受けている子も多いらしい。

で、だいたいそういうスクール生は高校生のうちに準1級も合格してしまう。

 

。。。と、わたしが熱く語ることでもないし、スクールの回し者でもないけれど(笑)

 

早いうちから英会話レッスン、ちゃんと意味はあるんだよね、と

最近しみじみ思うというお話でした。