この１０月から、自治体が運営している英会話講座の受講を始めたわたし。
これまで、ずっと独学だったから
自分以外の英語学習者と生で交流するということで
期待と緊張でドキドキ。
講師は小中学校で英語の授業をしているというアメリカ人。
コースは初級と中上級の２つのコースがあったので
中上級コースを選ぶことに。
ちょっと大丈夫かなぁ・・・と不安はあったけれど
さすがに「初級は違うよなぁ」と思ってから。
参加者は１５人。でも実際１５人全員が揃うことはあまりないようで
いつも１２人前後かな。
２０代の若い人から、上は６０代まで幅広いけれど
平均年齢は高め。わたしもよりもさらに年上の人が大半だと思う。
初回は、全員が英語で自己紹介なんかしたりして
「うわぁ・・・なんか刺激になるなあ。おもしろそうだなぁ」
とワクワクしました。
が、
２回目、本格的な講座がスタートしてみると
初回に感じたワクワク感がいつしか違和感へ・・・・。
自分が市民講座に過度の期待を抱きすぎていただけなので
あくまで自分の期待と違ってたというだけですが
「ああこれは、英会話のレッスンじゃなくて、英語の授業だわ・・・」
って２回目でハッキリわかりました。
講座はネイティブ用のテキストを使用するのだけど（最初に買わされる）
講座の中で、一人ずつ講師から当てられた人が問題の答えを言っていく・・・。
講師がその解答に対する解説をしてくれる、というパターン。
なんだかもう高校時代の英語の授業を思い出してしまうのです。
講座自体は英語で進行するので
参加者もカタコトながらがんばって英語で答えるし、
講師の解説はもちろんオールイングリッシュ。
でも、９０分間の”授業”は、ほぼ聞いてるのみ。
自分が言葉を発するのは、自分が当てられたときだけなので
９０分の中で、５分程度（解答のときと最初のスモールトークのとき）だけ。
とにかく、自分がちっとも楽しめてないことに前回気が付きました。
ハッキリ言って、自宅で宿題というか予習をしてきたものを
講座中に答え合わせしていく感じ。
わたしの中では
「これは自主学習でやればいいものなのでは？」となってしまう。
あと・・・・ものすごく失礼ながら
参加者のみなさんの英語の発音とイントネーションがあまりにひどい。
それでも講師は、発音は一切チェックしない。
たぶん講師自身は在日１０年と長く、日本語も話せるから
「日本人の英語」にも慣れていて聞き取れるし、
時間的に、いちいち発音でひっかかっていたら
授業が全然進まなくなってしまうので、
そこはスルーしているのだと思う。
ただ、わたしが自己紹介をしたときには
「あなたの発音とイントネーションはエクセレントだね。
外国に住んでたか、留学してた経験でもあるの？」と
びっくりして聞かれたので、
それはかなりうれしかった。
でもそのハッピーな気分も初回だけ・・・。
わたしが思い描いていた講座は
「使えるフレーズを教えてもらえる」
「アウトプット練習をたくさんさせてくれる」
「発音やイントネーションの矯正」
「テキストに出てくる語彙を使って会話してみるなどの実践」
（↑現状答え合わせしてるだけなのでほぼ無意味だと思ってる）
という、まさにザ・英会話だったので
「これじゃない」感が強すぎて・・・。
正直、回を重ねるごとに行くのが憂鬱になってきているので
もうやめたくなってきてしまってる・・・（爆）
でも会費一括先払いで返金されないので、もったいないから講座修了の３月まで行きますけど。
ここから先は
「リスニング強化のため」と割り切ることにしようと思います。
（↑ネイティブ講師がほぼひとりでしゃべってるわけなのでリスニングの練習にはすごくいい）
ホントに失敗だったなぁ・・・。
