予習のやり方を見直す。

英語試験の受験予定もないので、

毎週の英会話レッスンだけが日々の英語学習であり

また、ブログの話題でもあるのだけど・・・

でも、この予習そのものが今は自分のスピーキング力を底上げしてくれているという

手ごたえを感じているので、頑張っています。

 

相変わらず、時事ニュースを主要テーマにして、担任講師とマンツーマンでのディスカッション。

 

予習が大変で大変で・・・ということは、ブログでも前々から書いていたけれど

自分の英語力もさることながら、

もうちょっと取り組み方を変えたほうがいいんじゃないか?と思い、

今年になってから工夫していて、今月すでに2回のレッスンで試したけれど

これがなかなかいい感じで、「話せたーーー!」を実感できています。

 

 

enjoy-englishlife.hatenablog.com

 

以前にも書いていたけれど、ひとつのテーマにして、リサーチ課題が出されるので

興味のあるキーワードを選んで調べ、5分くらいのスピーチにして話す・・・

担任がわたしの発表を、こまかくホワイトボードにメモしていって、

終わったらその内容をもとに、リサーチ課題について質疑応答。

そこからさらに関連話題について、いろいろディスカッション・・・

が毎週の流れなのだけど、

 

わたしはこれまで、どちらかというとテーマについてあれもこれも

ひたすら調べないと~~と、やみくもに情報を集めて膨大な予習をやっていたけれど

もうちょっと、「講師が何を質問してくるか」にフォーカスしたほうがいいのでは?

と思い・・・・

 

リサーチ課題の原稿を書きあげたあとに

聞かれるであろう質問を、いくつもピックアップし、

自分なりにその答えを英文にして、準備する・・・と、そういうやり方に変更。

 

そうしたら、予習効率が以前よりもよくなったし、

レッスン中に聞かれることの7割くらいは、予想された問題なので

その場で「なんて答えたらいいか」で言葉に詰まることがなくなりました。

 

この場合の「言葉に詰まる」は、英語が出てこないって意味ではなくて、

自分の意見がないので、何にも言えない・・・の状態なんですよね。

 

これまでの予習は、テーマについてひたすら深堀りすることに集中しすぎて

自分の意見を用意していなかったことに気が付いたわけです。

 

時事テーマでディスカッションするときに、自分の意見を持つことが何より大事で

その「自分の意見を持つ」ためには、その問題について知識を持つことが大事。

で、リサーチはそのためなんだ!という・・、そういう順序でなければダメなんだ!と

今頃気が付いて、アプローチを変えた形です。

 

たとえば今週のテーマは「TikTok」の規制についての是非。

日本では普通に使われているTikTokだけど、インドではすでに全面的に使用禁止に。

オーストラリアでも禁止が検討されているし、

そして、アメリカでは公的機関のデバイスでの使用禁止や、大学内での使用禁止・・・

など、今のところ場所や環境が限られているとはいえ、

TikTokは危険なアプリ」という認識で、禁止の方向に動いているんですよね。

それについてどう思うか?が主題だったのですが

リサーチ課題は「インドでTikTokが禁止になった背景」について調べてきて発表。

その後は、

「インドでの規制についてどう思うか」

「日本も禁止するべきか」

アメリカでの規制の動きについてどう思うか」

TikTokは危険だと思うか」

表現の自由と国家安全保障どちらが大事か」

など、想定される質問について答えを準備。

でも、たとえば「アメリカでの規制についてどう思うか」という予想質問ひとつでも

そのアメリカの実情について自分で調べて、政府がどう思っているのか?

一般市民はどう思っているのか?専門家はどう見ているのか?

そういうことを調べていくことになります。

「日本で禁止」についても、現状どうなっているのか?を調べないと答えられない。

もちろん全部英語で。

 

リサーチはいつもYouTube動画なので(口語で学べるほうがスピーキング向きだから)

文字起こしなど、作業は大変だけど、英語のシャワー感はすごいです。

 

ともあれ、質問を予想して、そこから逆算のように必要なことを調べて予習する・・・

の形にするようになってから、やみくもに情報を集める予習より効率よくなったし

レッスン中に自信をもっていろいろ話せるようになったので、

すごくよかったです。(自己満足の世界なので人に伝わりにくいけれど・・・)

 

 

予習はレッスンの翌日から6日間かけて、コツコツと内容を詰めていき、

英作文を書いて、内容を頭に入れます。

その過程は今までどおり。

英文原稿については・・・・文法間違いも多々あると思うのだけど

(だからあまりじっくり見ないでね)

 

今の担任は細かいミスは気にしなくていい、というスタンスで、

レッスン中も、ミスを指摘されることはないので、

おかげでわたしも、委縮することなく自信をもって?ガンガン話せてます。

「何言ってるのかわからない」みたく、

英語や発音が通じてない・・・みたいなこともないし、まあいいのかな?と。

このスタイルで当面やっていこうと思います。