英会話レッスンが超ハードモード。

またまた久しぶりのブログ更新。

日々の英語学習は欠かさずずっと続けているのですが、そのためになかなか

ブログを書く余裕がない・・・という感じです。

英語学習と言っても、最近はほとんど週に1度の英会話レッスンの予習だけで

手一杯な状況で・・・本当はもっといろんなことに取り組みたいのに「それだけ」しか

できないことに少々ジレンマも感じています。

たぶん、世間一般人からすると英会話スクールってもっと緩いイメージで、

英会話スクールで英語が話せるようになるとか甘い!くらいに思われてそうですが

わたしの受けているレッスンはめちゃくちゃハードです。

そして今まで計5人くらいの講師とレッスンしているけれど、

間違いなく現在の講師が一番ハード。

なぜこんなにキツいことしてるんだろう?と、毎日思っているし、

マンツーマンレッスンなので「もっと楽な感じでやりたい」と言えば、いくらでも

緩めてもらえることはわかっているけれど、

それでも英検1級レベルのスピーキング力をキープしたいと思ったら、このくらいの

レッスンじゃないとそれはそれでたぶん物足りなく感じるに決まっているので・・・

とにかく必死で毎週ついていっています。

いったいどんなことをしているのかというと、

「毎週の新聞記事から講師がひとつテーマを拾ってそれをもとにディスカッションする」

というもの。

それ自体は、オンラインレッスンとかでも普通にあることだと思うけれど、

掘り下げ方が違う。

まず基本的に毎週宿題が出ます。

「来週はこの記事をベースにディスカッションするからね」という感じで

該当記事とメモを渡されるのだけど、そこにはいくつか箇条書きで、

担任講師が選んだキーワードが書かれているので、

そのキーワードについてリサーチをしてこなくてはいけないのです。

で、翌週のレッスンの最初で自分が調べたことを発表します(だいたい5~10分くらい)

 

最近のレッスンで言うとこんな感じ。

これは安倍首相の事件の後の記事。

「Research Topics」と書かれている下にあるキーワードから選んで調べます。このときは「ジョンFケネディの暗殺事件」について調べました。YouTube動画で、主にネイティブで語られている事件についての話をいくつも聴いてあまり知られていない詳細な裏側や経緯についてとことん調べます。

 

 

これは原爆投下に関連したニュースのとき。

選んだリサーチテーマはハリー・トルーマンについて。一体どんな経緯でトルーマン大統領は原爆投下を決めたのか?などのあまり知られていない歴史背景について調べまくりました。

 

 

こちらは「サルマン・ラシュディ襲撃事件」のときの記事。

私はこの人を全く知らなかったので、このときはそもそもサルマン・ラシュディって何をした人なの?という点と、この人が書いた悪魔の詩」という本がいったいどんな本だったのかを調べるところから始まり、リサーチ宿題はウィキリークスジュリアン・アサンジ氏」の事件について調べ過去一番予習が大変でした・・・・(汗)

 

 

こちらはアメリカ軍のアフガン撤退から1年経って・・・という記事のとき。

恥ずかしながら、アフガンの歴史をほとんど知らなかったのでこのとき自分が選んだリサーチ宿題のテーマは「なぜアフガニスタンはThe graveyard of empiresと呼ばれるのか?」という点と、タリバンが生まれるきっかけになった「Soviet-Afghan war」の2点について徹底リサーチ。この歳にしてめちゃくちゃアフガン問題について詳しくなりましたよ!

 

そしてこれが昨日のレッスンテーマ。

日本が30兆円ものアフリカ支援をするというニュースに関連したテーマで、宿題リサーチは「Scramble for Africa(アフリカ分割)」の歴史について調べました。アフリカ支援・・・って耳なじみはある話だけれどなぜアフリカが貧しい国になったのか?について1800年代くらいまでさかのぼって勉強しなおしました・・・・汗

 

 

・・・と、こんな感じのレッスンです。

リサーチ宿題がハードなのは言うまでもないのですが、その発表が終わったあとは

関連テーマについて、講師が次から次へといろんな質問をしてくるので

それに答えなければなりません。

ここがまさに英検と同じなのですが、答えるためには英語力以前にそのテーマについての

知識や情報がないと、自分の意見なんて何も言えないんですよね。

たとえばアメリカ軍のアフガン撤退についてどう思うか?」と聞かれたときに、

そもそもなぜアフガンにアメリカ軍が駐留することになっていたのか?の歴史を知らないと、

なんとなく当たり障りのない抽象的な答えしかできません。

それではディスカッションもそれ以上膨らませることができないので・・・・

レッスンが無断になってしまいかねない。

だから、事前に質問されそうなことなどは、自分なりに考えを事前にまとめておく必要があるし

そのためにはアフガンがなぜ今の状況に至ったのか・・・?を英語で予習する。

・・・みたいな、とにかくそんなことを毎週やっています。

 

そして、レッスンがハードモードになる一番の理由は、

講師がものすごい歴史マニアであることだと思います。世界史大好き人間なのです。

そりゃそうですよね。いくらわたしが予習してきたところで、

講師本人に知識がなければ、深いディスカッションにはならないわけで・・・・。

その点、今の講師はとにかく教養が深いというか・・・何でも知ってます。

なので、ディスカッションの中で

「この国はかつてこういうことをしているから今こんな感じで・・・」

みたいな説明をしてくれたり、なんだか歴史の授業を受けている気分になる事も多いです。

そして、そうやって熱く語ってくれる講師の説明を理解するためには

リスニング力というより、どのくらい自分に予備知識があるか?が重要になってくるので

そのためにも入念な予習がかかせない・・・となっています。

(でなければ「へえ~~」とぼんやり聴いて終わるだけのレッスンになってしまう)

 

 

情報収集はほとんどがYouTube動画からです。YouTubeといっても、海外メディアや

ソースがはっきりしているところや個人の動画、情報が偏らないように色々見ます。

あとは外国の人たちがどう思っているのか?を知るためにコメント欄をよく読みます。

 

なぜ「記事」ではなくYouTubeなのかというと・・・

やはりそこは「話し言葉」であるほうが実用的だから。

調べたことをそのまま説明に使うこともあるし、文語と口語の違いというか・・・。

それにやっぱり文章だけを読んでいるより音声と映像がついているほうが

理解が進みやすいというのも大きいです。

 

そして、動画の内容を参考に自分なりにリサーチしたことをサマライズします。

こんな感じに(これはトルーマンの原爆投下についてのリサーチ)

 

↑日本語訳は、自分で書いた英作文をわざわざDeeplにかけて日本語訳をつくり、

それを張り付けています。なぜそんなことをするのかというと、

原稿がA4用紙4枚くらいになるので、内容を確認するときに

「あれどこに書いたっけ?」となりやすいので・・・自分が書いたことを探しやすくするためです(笑)

そして、レッスン当日はこれを丸読みするのではなく、チラ見くらいで話したいので

前日くらいから、発表の練習を何度も何度もします・・・。

 

・・・とまあ、こんな感じのレッスンを週1回受けています。

 

①テーマ関連のリサーチのために英語動画を見まくる

②見た動画の内容を英語で書きだす。(とりあえず役立ちそうな内容をひたすら書きだす)

③話したいことを整理してまとめ、原稿を作る(A4、4枚分くらいの英作文)

④原稿にまとめたことを話す練習をする(ひとりスピーキング練習)

⑤本番レッスンで講師とひたすらディスカッション50分間

 

英会話スクールでのレッスンは、結局最後の⑤の部分だけなのですが、

①~④の部分が、英語力のキープ&向上には何よりも大切だと感じています。

結局最後の、ネイティブと直接話す⑤の部分っていうのは、「力試し」の場であって

そこで英語力が伸びるわけではないからです。

 

・・・と、1週間かけて毎週このルーティンを繰り返しているわけで・・・

しっかりとした英語学習にはなっていると思うものの、

本当はたとえば腰を据えて文法を勉強しなおしたいとか、

洋書をたくさん読みたいとか、

もうひとつ英会話レッスンを増やしたいな、とか

国連英検・・・真剣に対策始めようかなとか、

考えていることはたくさんあるのに、現状ではそれらに割く時間が取れそうになくて

レッスンの準備だけで1週間が完結してしまっています。

 

自分の英語力を上げられれば、その分予習にかける時間も減らせるはずなのですが

講師のほうがなかなかのスパルタで、

「これくらいいけるよね」という感じでどんどん負荷の大きなレッスンになっており、

どう考えても予習負荷が下がる未来が見えません(汗)

 

書いててふと思いましたが・・・・・

毎週のレッスン記録をここに残しておくのもいいかな。

今週はこんなディスカッションしました、的な。

まとめてブログにあげるほうが大変だし。

そうしようかな。