発音を誉められて舞い上がる。

オンライン英会話で、

通常レッスンとは別に3月から発音コースのレッスンを受けるようなったけれど

4月ごろから、担当の先生を変えたいなーと思い始めていました。

指導には何の不満もないし

彼女のネイティブ並のとろけるようななめらかなイントネーションは大好きだし

レッスンの雰囲気もとても良い。

それじゃあどうして先生を変えたいと思ったかというと

発音レッスンにハマってしまったので

つい毎日レッスンを受けていたら、

先生のほうも、わたしが毎日同じくらいの時間帯に来る・・・という習慣になっていたようで

たまに用事があってレッスンを受けられなかったりすると

翌日に、「昨日はどうしたの?」と先生から聞かれるようになってきてしまったのです。

そのうち、だんだんと「レッスンを受けられなかった理由を聞かれる」ことが

ストレスに感じるようになってきたというわけ。

この先生のレッスンは好きだけど、「昨日はどうしたの?」という

プレッシャーから開放されたくて

新たに別の先生を開拓しようと思い立ちました。

でも、これが意外と大変。

通常のレッスンと違って、あまり発音コースってフリートークをあまりしないので

「初めまして」の先生と打ち解けるのって結構難しくて

淡々と事務的にレッスンが進み、なんとなーく気まずかったり

発音のミスに対して寛容すぎて

「あなたの発音は間違いがこれだけしかないわ」と

簡単に合格点をもらえてしまったり・・・。

素直に喜べばいいのでしょうが

なんとなく、「いやそんなはずない!ちゃんとチェックして欲しい!」と

物足りない感じになってしまって・・・。

しかし、

数人の発音レッスンを経て、今日ようやく

わたし好みの講師出会うことができました。

その先生、レッスンの冒頭でわたしが文章を1回音読すると

首をかしげながらわたしに尋ねてきました。

「あなたは何年くらい英語を勉強してるの?」

って怪訝な顔をして。

えっ・・・・?と、びっくりして、

「学生時代に学校で6年間勉強したあとは、30年くらいブランクがあって、

また1年半前くらいから、リスタートしたんですが・・・」

と答えると(すごく緊張していたので正しい英語として伝わったかは不明w)

今度は

アメリカかどこか外国に住んでいたことはある?」

と、同じように不思議そうな顔で聞いてくる先生。

もちろん、

「Never(笑)」って笑って答えましたが。

わたしはめちゃくちゃ緊張していました。

なぜなら、発音レッスンの教材が「上級コース」に突入していたので

もっとレベルを下げたほうがいい、と言われるんじゃ?と思ったからです。

すると先生が落ち着いた口調で・・・・

「わたしはアメリカに数年間住んでいたことがあって

そのとき、日本人の友達もいたけれど、

みんな日本人特有の発音とイントネーションだった。

多くの日本人は英語の発音とイントネーションが苦手だからね。

でも、あなたの発音はとてもクリアだし、イントネーションはネイティブのようで驚きました。

だから、長く英語を勉強しているか、

外国に住んでいたことがあるのかと思って聞いたのです。

特にイントネーションはパーフェクトですよ。」

と、言ってくれたのです。

これまでも他の先生らから、発音を誉めてもらうことはあったけれど

それは社交辞令というか、お世辞半分だと思っていました。

こんなふうに改まった形で、しかもアメリカに住んでいたこともある先生から

真顔で誉められたのは初めてだったので、

すごく重みがあったというか、

素直に感動して、鳥肌が立って、心臓バクバクしちゃって、泣きそうでした(笑)

自分が誉められた話を書くとか、すごくみっともないと思ってますが

本当にうれしかったので、つい・・・。

もともと中1で初めて英語に触れたとき、

「ネイティブみたいに発音したい!」という気持ちがものすごく強くて

ネットもない時代だったし、音声データを手に入れるにもお金のかかる時代。

ひたすら独学で音読や発音練習を繰り返していた中高生時代でしたから。

でも実際に外国人と話すチャンスはなく、

オンライン英会話を始めるまで、

果たして自分の英語の発音はどうなんだろう?って客観的評価がわかりませんでした。

なので、こうして評価してもらえたことは自分にとって努力が報われた思いで

ひとりPCの前で舞い上がってしまいました。

しかし、こんなふうに最初にめちゃくちゃ誉められてしまったことから

ハードルが思いっきり上がってしまい、緊張がMAX。

その後の音読ではミスを連発(汗)←先生にアレ?最初と違う?と思われたかも・・・。

そのうえ、この先生がかなりのスパルタでした。

わたしが読むのを聞きながら、ミスをどんどんチャットボックスに入れていくのです。

(これまでの先生はわたしの音読をすべて聞いてから・・・だった)

チャットに放り込まれる単語が増えていくのがわかるので(笑)

それがものすごくプレッシャーで、心臓バクバク。

緊張と勘違いによる発音ミスを徹底的に修正され

(冒頭に誉められたのはなんだったのか?ってくらい

何度も読み間違えたり、詰まったりしてしまったw)

ブラッシュアップのためのリンキングサウンド

重点的に何度も練習させてくれたり・・・と

濃密なレッスンで

25分があっという間に終了・・・・。

でもね、わたしはこのスパルタを求めていたので、

指摘されればされるほど、何度も言わされれば言わされるほど、

難しさを楽しんでいました。

発音よりも、自分の思っていることを伝えることのほうが大事と言われるけれど

いつか通訳案内士の資格が欲しいと思っているから

どうせだったら、わたしはキレイな発音で話せる人になりたい。

だから、話す練習のレッスンと平行して

今後も発音レッスンを受けて、もっともっと流暢に発音できるようになりたい。

ようやく、新たな自分に合った先生を見つけたので

次回からも引き続いてこの先生に指導してもらおうと思います☆

がんばろー!