今月、いろいろと予定が立て込んでいてなかなかに忙しく、ブログが後回しに
なってしまっていますが、英検準1級2次対策のつづき。一応「ナレーション編」
とかやっちゃったので「Q&A編」も書かないとどうも気持ち悪いので・・・。
Q&Aはナレーション問題の4コマ漫画に関連した社会問題が出されます。
前記事でも書いた通り、わたしは約10年分の過去問の中古本をAmazonで買って
対策をしたので、頻出問題はだいたい網羅したかと・・・・(汗)
ナレーションについては英文を書いて暗唱・・・みたいなことは一切やりませんでしたが
Q&Aについては、過去問に載っているすべての質問に関して、自分なりの答えの
ひな形をひとつひとつ英文にし、まずはそれを何度も音読&暗唱をしました。
ドン引きされるかもしれませんが、過去問10年分というと、このくらいの量です(汗)
でも、自分の英語力に自信がもてなかったし、不安で不安でたまらなかったので
このくらいやろうと思いました。
自分に自信をつけてくれるものは結局演習量しかないので・・・・。
過去問10年分やっていると、いくつかの問題については何度も同じようなものが
繰り返し出題されていたことを知ることもできましたが、時には
「動物実験は認められるべきか」
「遺伝子食品は増えていくか」
「裕福な国は貧しい国を援助するべきか」
などなど、ちらほらと難易度の高い問題もあったので、こういう問題も出るんだ!と
覚悟して準備できたことはとてもよかったです。
「暗唱した」と書きましたが、それは最初の段階だけで、暗唱と同じくらい大事
だと思ったのは、「自分のパターンを決める」ことでした。
Q&A問題での回答で大事なのは、自分が賛成か反対かの立場をハッキリ言うことと、
根拠となる理由などを述べること。
その「根拠」となる「たとえばこんなこと」の部分でいつも同じ例を使うことを
事前に決めておくと楽だと思いました。
たとえば環境についての質問・・・
「政府はもっと環境問題に取り組むべきか」
「最近の人々は環境問題に関心があると思うか」
「個人の努力で環境をよくすることができると思うか」
などがきたときは、わたしの場合は実例として
「車の利用を制限して排気ガスを抑制する」という話をする・・・って
決めていました。
つまり、
「政府はもっと環境問題に取り組むべきか」
→「はいそう思います。たとえば都市部での車の利用を制限することによって、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を抑えることができます。」
みたいなふうに。
これが社会問題のときは「医療と介護の人員不足」の話をすると決めていました。
「政府は公共サービスの充実のために増税するべきか」
「人々は政府の増税を受け入れると思うか」
「日本の医療は高齢者社会に対応していると思うか」
などの類似問題がきたときに
すべて「介護の人員不足」=だから増税が必要、=だから政府はもっと努力すべき
などなど・・・結びつけて解答できるように・・・という感じで。
あとやったことは、Q&Aの質問文をすべて自分でボイスレコーダーに録音し、
それを聞いて答える・・・を繰り返してました(笑)
なぜなら、やっぱり本番では当たり前ですが「耳で質問を聞く」わけなので、
活字による質問文ばかりで練習すると、本番で戸惑うかも?と思ったからです。
自分の声による質問文を聞き、それに何も見ないでブツブツ答える・・・・
答えられなかった問題はもう一度自分で書いた英文をチェックする・・・という
ほんっとに地味な作業を繰り返していました。
それでも全然準備が足らなかったので、普段ならPodcastでも聞いているような
車の運転中や家事をしながらも、ひとりでブツブツブツブツとひたすら
回答文を繰り返してました。
これだけやったのに、Q&Aの最後の問題が聞き取れなかったことは
(過去問には出てこなかったジャンルの質問だと思う)
悔やまれてなりませんが、それ以外についてはすべて満点がもらえたと思うので
これだけ努力した甲斐は間違いなくあったと思います。
・・・とまあ、こんな感じで、二次試験に合格することができました。
普通、二次試験対策にここまでする人いない気がしますが
でも、ここまで頑張った過程は、間違いなく「合格」という結果以上の基礎力みたいな
ものを私に与えてくれたと思うので、
ここまで頑張ってよかったなあ~としみじみ思ってます。