お蔵入りのTOEIC本
どこかのタイミングで書こうと思っていたTOEIC本の話。
この約2年間で、公式問題集以外にいろんなTOEIC本を買いましたが
「これは要らなかったな」と思った、唯一の本がこれ。
TOEICでハイスコアを目指す人のために作られた
パート5&6の難問問題集。
パート5って、毎回必ず数問は
満点ホルダーじゃなければ解けないんじゃない?というような
難問が紛れています。
そういう難問に特化した問題集で、
パート5の苦手なわたしは、これでさらに力をつけよう!と
意気込んで買ったのですが・・・。
当然のことながら、難しい問題ばかり(笑)
一見簡単そうに見えて、実はひっかけになってるものや
見たことのない語彙問題だとか。
買った当初、毎日コツコツと3分の2くらいまでは解きました。
(といっても、間違えてばかりですが)
通常の「文法特急」と「文法特急2」「単語特急」については
隙間時間を利用して、もう何周したかわからないくらい読んでいるので、
この難問集もそうやって何周もするつもりでしたが、
1週目の3分の2くらいまで行ったところで、
・・・・・・づづけるのを断念しました。
この本は自分には悪影響しかない。
・・・と思ったからです。
理由は、難しい語彙問題はともかく、
ひねったひっかけ問題ばかりが載っているので、
これをずっと解いていたあとに、
通常の模試を解こうとうすると
「どこかにひっかけがあるかも」と
妙に疑心暗鬼になって、
今までだったらシンプルに解いて進んでいただろう問題で
いちいち立ち止まり、
もたもたと無駄に時間をかけてしまうようになったからです(汗)
もちろん、本のせいではありません。
本は間違いなく良質だと思います。(特急シリーズに対する信頼感)
ただ、パート5の苦手な自分に、
これを使いこなせるだけの力がないだけのことです。
これを購入したのは、確か10月TOEICが終わった後だったと思うので
まだ10月の結果(895点)すら出ていなかった時期だと思うのですが
自分がリーディングで400点を超えるためには
こういう問題集を使わないと無理、と思い込んでいた時期でした。
けれど結果的に
パート5が苦手でも、400点は超えられたし、
合計900点にも手が届きました。
さすがに950点以上~満点を狙う人には
難問にも慣れて、ひとつの取りこぼしもしないように
準備することが必要でしょうが
わたしの場合は、そこまで狙う意欲はなく、
「リーディングで430点くらい取れれば満足」なレベルなので
パート5は、基本的な問題での取りこぼしをことだけに集中し、
その分、答えが必ず文章の中にあるパート7での
取りこぼしを最小限にすることを目標にしようと
強化するポイントをパート7に絞ってきました。
模試レベルでの正答率は、パート5は相変わらずですが
パート7のほうで補えるようになってきたような気がします。
なので、
わたしと同じようなスコアで、同じような問題点を抱えている人は
パート5の強化に執着して使う問題集の難易度上げるより、
パート6と7での正答率を上げることに取り組むほうがいいと思います。
(できればパート7は文章量の多い難しいものを使ったほうがいいけど)
パート7に重点的に取り組むことで
結果的に、読解力も速読力もつくし、
それがパート5の問題文を読むときにも生きてくると思うので。
・・・とか言ってますが
リーディングの最高スコアが435点(10月と同じ)なわたしが言うことなので
全然説得力ないですね(笑)