スコアUPのために取り組んだこと(L)

10月のTOEICテストで目標だった800点を突破できて

まさかの895点を取ることができたわけですが

改めて自分のTOEIC歴を書き出すと

2015年10月・・・675点(初受験)

2016年10月・・・765点

2016年12月・・・795点

2017年 1月・・・785点

と、過去4回受験していて、見てわかるとおり700点台で停滞。。。

あともう一歩ということと、今回9か月ぶりになるのだから

800点を確実に超えたいと思って

がんばろうと思いました。

でも、800点を超えられないのは

明確に自分に欠けている部分があるからなので

同じことを繰り返していても結局、欠けた部分を補えないのでは?

と思い、苦手を補う方法を考えてみました。

といっても、特別目新しいことをやったわけではありません。

あくまで、自分にはこれが必要なんじゃないかな?と思って

取り組んだことです。

人それぞれ、自分にあった勉強のやり方は違うと思うので

誰にでも勧められるものではないけれど

誰かの参考になるかもしれないので、一応書きますね。

■リスニング強化のためにやったこと

*パート1~4まで、すべてのオーバーラッピング

以前はTOEICのリスニング対策というと、

・本番のように模試を解く

・聞き取れなかった箇所を音読、シャドーイング

・・・という感じで、それ以上がっつりとリスニングに時間を割くことは

していませんでしたが今回は一字一句正確に、

耳からの情報を目でしっかり確認して同じ速さで正確に口に出す・・という3つを同時にやる

オーバーラッピングを集中してやってみたのです。

シャドーイングって

やっているうちに、だんだんと音声についていくことだけが目的になってしまって

実は時制だとか単語、細かいポイントに目を向ける余裕がなく、

あいまいにしてしまってるところがあるなあと感じました。

(あくまで自分の場合、です)

スクリプトを見ていないので”だいたい言えてる”で満足してしまうというか。

けれど当たり前ですがオーバーラッピングは文字を目で追ってますから

隅々まで目が行き届くんですよね。

個人的にはTOEICに関しては、シャドーイングよりオーバラッピングのほうが

圧倒的に効果的なんじゃないだろうか?って感じました。

このオーバーラッピングで特に進歩を感じたのはパート2でした。

これまで、パート2ってこれといった対策をしたことがなくて・・・

短い会話のやり取りなので

模試をやってみて

解けなかった→答え合わせ→あ~こんなふうに言ってたんだ

・・・で終わっていたというか・・・(はずかしいけど)

それがこの短い会話でも実際オーバーラッピングを入念にやってみて

パート2って、時制や主語の違いなど

一瞬聞き逃してしまいそうなすごく細かいところを

試験では狙われている(ひっかけがある)んだなということが

改めてよくわかったのです。

この点を意識できるようになってから、

パート2に取り組むとき、時制までしっかり意識がいくようになり

早とちりからの取りこぼしが減った気がします。

パート3~4は全体の会話の内容がつかめればOKな感じだけれど

パート2は一字一句正確にキャッチしないと正答率あげられないんだ、って

よーくわかりました。

ちなみに、当初はディクテーションから始めていたのですが

試験が近くなってくるとディクテーションは時間ばかりかかって効率が悪いため

オーバーラッピングに変えました。

パート2って、新形式になってから「難化した」とか「ひねった問題が増えた」って

かなり言われていますが、

いくらひねった問題が出されようが「聞き取れれば解ける」には違いない。

正答できないのは、単純に「聞き取れないから」って理由に尽きる、って思いました。

だって、ひねったイヤらしい問題だとしても、

これが日本語の会話だったら?って考えると

きっと間違えたりしないのだから。

ひねった会話も「なるほど、こんなふうに返す会話もあるのね」って

思いながらいろんなパターンを頭に染み込ませるべく

さまざまな手持ちの問題集、数冊分でオーバーラッピングやりました。

*選択肢の早読み特訓

こちらはパート3と4になりますが・・・

家事や日課のウォーキングをしているときに

ずっとリスニング音声を聞きながら感じたのは

「だいたい聞き取れてるのになぜあと一歩、正答率上げられないのかなあ」

という素朴な疑問。

自覚している一番の理由は、

模試になると、選択肢を選ぶのに目が泳いでしまって

正確に選びきれない問題がある・・・ってことでした。

新形式のTOEICって、選択肢ひとつひとつ

時々読み切れないくらい長いものありますよね。

ここで落ち着いてすばやく目を動かせるようにする練習が必要なのでは?と

今更ですが気づいたのです。

オーバーラッピングをやっている最中の、

設問読み上げの時間(実際の試験なら先読みをしている時間)に

すばやく選択肢を把握する練習も、

かなり地味~な取組みですが(笑)合わせて何度もやりました。

また、先読みで解くにしても

「場所」とか「職業」など、単語1つで終わるような簡単な選択肢まで

いちいち目を通して時間を使うことはやめました。

TOEICに慣れていない人の場合は

むしろこちらを確実に先読みして、長い選択肢は捨てたほうがいいと思うけれど

800点以上を狙うなら、

短い選択肢はあえて先読みせずリアルタイムで解く、

その分、選択肢の文章が長いもの(意図問題など)を落ち着いて読むために時間を使う

ほうが効率がいいと思ったのです。

その練習も、もちろん何度もやりました。

こういうことは本番でいきなりやっても失敗すると思ったから(笑)

これらの細かいところ・・・自分が失点している理由を

よく考えてみて、意識した勉強をしてみたことが結果として

リスニングスコア 430→465という大幅UPにつながったと思います。

長くなってしまったので

リーディングのほうはまた明日にでも書けたら書きます。