秋の英検に申し込んだからには
これから真剣に日々の勉強を英検対策にシフトせねば~とモチベが上がっています。
2~3日前に、久しぶりに過去問に取り組んだのですが(※初見の過去問)
リーディングはまあそこそこ取れるものの
リスニングが7割しか取れず・・・ひとりでかなり凹みました。
自宅の落ち着いた環境で7割ってことは、本番では6割くらいと思っているので
これではリスニングが基準点に満たない気がします。
本番では苦手意識が不安を増幅させて緊張からミスを連発しそうな予感しかしません。
しか~し、本当に聞き取れないのです(笑)
パート1(会話問題)はまあ大丈夫かな?という感じで苦手意識もないのですが
問題なのがパート2。
ナレーションを聞いて2つの問題に答えるアレです。
このパート2の正答率が毎回本当に低く・・・聞き取れないものだから
「勘」を含めてパート2だけの正答率はたった5割くらいという悲惨な状況です。
どうしてこんなにダメなんだろう?と
自分のリスニング力を冷静に、厳しめに自己分析してみました。
はじめ
「聞いた内容が覚えきれない」のかなと思いました。
けれど、もっともっと長い「パート4」のインタビュー問題は得意としているので
「長くて記憶できないから正答できない」は当てはまらない気がするのです。
そして、原因を真剣にさぐるべく・・・
既に解いたパート2をしつこくしつこく何度も聞いてみました。
ところが、すでに一度解いていて、しかも何度もシャドーイングしている問題ですら
正答できない問題があることに愕然・・・・(汗)
そして、そのことから原因がハッキリしました。
「音が聞き取れない」「長い文章を記憶できない」のではなく
「知らない発音=知らない単語=意味がつかめない=正答が選べない」
というものすごく単純な結論にたどり着いたのです。
つまり、単語の意味がわからないから話の内容がつかめない。
音を追ってるだけになっている・・・。
実際、パート2でも単語の意味が分かるものはちゃんと解けるのに対し、
知らない単語の割合が高い&馴染みのないアカデミックな内容になるとボロボロ・・・
という結果が顕著です。
↓たとえばこういう文章。
これは初めて聞いた時、
何言ってんだ?っていうくらい、話の内容が頭に浮かびませんでした(笑)
こんなふうに文章にして読めばだいたいの意味がつかめるけれど
リスニングとして聞き取るのはわたしには無理でした(泣)
「単語が分からないから何言ってるかわからない」に陥るときは
「全くわからない。聞いたこともない単語」と
「覚えた単語なのに~~サっと意味が出てこない!」
の2つのパターンがあって
全く知らないものは本番ではもうどうしようもないけれど
「意味が思い出せない」は、一瞬でも意味を思い出そうとしてしまう間に
ナレーションがどんどん先に進んでしまうので、絶対避けなければいけないパターン。
(でもついやりがち)
そしてここでもうひとつ自分で気が付いたことがあって・・・
この文章、もうさんざんシャドーイングしているので、
シャドーイングは完璧にできるのです。
・・・というか、個人的にシャドーイングはもともと得意というか好きすぎるせいで
比較的速い英語(ネイティブのニュース音声とか)でも
わりとなんでも難なくシャドーイングできてしまうところがあります。
でも意味まで理解しているか?と言われれば決してそうではなくて
単なる音コピーでしかないのだと思います。
つまり今更ながら、
わたしにとってシャドーイングって、あまりトレーニング的に意味ないのでは・・・?
という気づきに至ったわけです。
結局、自分のリスニングを左右しているのは「語彙力」に尽きるきがしました。
アカデミックな内容の多い「パート2」では、
この語彙力のなさによる自分のリスニングの弱点が如実に出てしまうんだなーと。
それじゃあどうしようか?と考えた結果・・・
なんとなくやった気になってしまう「シャドーイング」ではなく
今後はしっかり英文を見ながら読む「オーバーラッピング」を
徹底的にやることにしました。
しっかり音声に重ねて音読することによって、目に入ってくる語彙を
しっかり頭にインプットできそうだ・・・という理由からですが
効果があるのか・・・・?はやってみないとわからないですね。
とにかく今までと同じことをやっていても頭打ちだし、
語彙を増やすことを意識したオーバーラッピングに真剣に取り組んでみたいと思います。
まずは1カ月!!