昨年の１０月に約３０年ぶりに英語の勉強をやり直すことに決め、
その２ヵ月後の１２月に、生まれて始めてのTOEICを受験したわたしですが、
約30年のブランク。しかも高校卒業レベルの英語が
たった２ヶ月で形になるわけもなく
そのときのTOEICは、準備不足による不安と緊張のあまり
リスニングの最中にシャープペンを持つ手がガクガクと震えたことを
今でも忘れていません。
一瞬たりとも気の抜けない張り詰めた空気感が
精神的にキツくて、
「TOEICはわたしには向いてない。わたしは英検のほうでがんばろう」
とそのとき思ったのでした。
そして、
今年の１月からは、英検準１級を目標に・・・
パス単や文単などを購入して、「英検シフト」の単語の暗記などをしていました。
歴史や文化、科学的なテーマの多い講座なので語彙などが
英検向きだと思ったからです。
しかも、この講座のリスニングは私にとっては相当速く、聞き取るのが大変。
クセのあるナレーションも多く、シャドーイングについていくのが一苦労だし。
１０月に英検準１級にチャレンジするつもりで
語彙力強化を重点的にやっていましたが
あまりにも単語力がなさすぎて、語彙ばかりに時間を取られ・・・
気がつけば夏。
とてもじゃないけれど、１０月の英検には間に合いそうにないと思い
「１０月受験はあきらめて来年１月にしよう」
と、英検の受験を先延ばしにすることにしました。
しかし
なんだかんだと言い訳して、自分を客観的に評価されることを恐れて
逃げているだけじゃないの？というふうにも思えたので
自分に渇をいれるため、
せめて、合否のないTOEICを受けて
勉強が中だるみしないようにしよう・・・・と思って決めたのが
先月、１０月のTOEICでした。
とはいえ、
この１０ヶ月間・・・英語に触れなかった日はなかったものの
TOEICに特化した勉強をしていたわけではなかったため
TOEIC１ヶ月前になって、過去問を久しぶりに解いてみたところ
Lパートでは先読みの要領をすっかり忘れてしまってオロオロ
多少は語彙力UPしていると思ったけれど
文法のやり直しなどしていないので、
パート５は、相変わらず文法でオロオロ
長文を読む練習をしてきたつもりだったものの
やはり英検とTOEICでは、頻出単語の傾向が違うので
パート７で意味のつかめない単語がゴロゴロ・・・。
英検準１級チャレンジを１月に延期する代わりに
ちょっと今の英語力の力試しのつもりで～なんて軽い考えは
１年ぶりに過去問を１度解いただけで、打ち砕かれ
どうしてわたしはTOEIC受けることにしちゃったんだろう？
あのまま、英検だけを考えていたらよかったのに・・・と
ひどく不安になり、TOEICを申し込んだことを後悔したのでした。
つづく。
