英検1級合格したのに、あまり喜べてない・・・という複雑な思いを
ずっと抱えていましたがやっとモヤモヤした気持ちから脱しました。
一番モヤっていた原因は
「自分ではそんなに問題がないと思っていたはずの発音でスコアが伸びなかった」
という特にその部分だったのですが、ここ数日でそのモヤモヤがなくなりました。
時間とともに薄れたわけではなくて、明確なきっかけがありました。
それは英語学習者の間ではわりと有名な発音矯正アプリ「ELSA」やってみたせい。
この発音矯正アプリ、かなり正確&効果的・・・という評判だったので
とりあえず、現状で自分の発音がどのくらいのなのか?興味本位で
テストをやってみたのです。
その結果がこちら。
スコア85%。まあ、100点満点の85点ということ。
このスコアは、計16個のテスト用英文を音読してそれを採点されることで
得られるスコアなのだけど、
この「85%」というスコアを見た時に、
英検1級面接で発音のスコアが伸びなかったのは当然だわ・・・・と、
妙に納得できてしまったのです。
だって、アプリの「テストのための英文」を読むときには、高得点が欲しいから
自分の中で最大限に「よそゆき」の英語で音読するわけで・・・(笑)
その「よそゆき発音」ですら85%の評価にしかならないということは、
自分が思っていたほど発音は正確じゃなかったわけだし、
超絶緊張している面接の場ではそれよりスコアが落ちる
(=70%のスコアしかもらえない)のは至極当然な話。
このアプリの「AI採点」で90%以上のスコアがでるくらいの発音で話せなければ
たとえばもう一度英検1級チャレンジしたって、結果は変わらないな・・・と思いました。
・・・ということで、ここ数日毎日この「ELSA」で発音矯正トレーニングしています。
そしてすごく勉強になります、これ。
毎日トータルで1時間くらいこのアプリでトレーニングしちゃってますが
一番効果があると感じているのは、
「中学英語レベルの、今更発音を見なおしたりしない単語やフレーズの発音が
実は正しくなかった」と気づかされる点です。
たとえば
↑この文章(下の緑色の文章を音読する)、何度やっても「carefully」が合格点になりませんでした。
で、自分の発音のどこが間違っているのか比較チェックできるのです。
↑左側が正しい発音、右側がわたしの発音。
本当に本当に微妙な違い。たぶん通じるし、このレベルを「違う」とネイティブから
指摘されることはないです。
(実際、これまで発音の間違いを指摘されたことはほとんどないので)
以前、わたしが講師に発音のことで尋ねたときに
「アメリカは移民の国だから同じ英語でもいろんな英語を話す。だから気にしなくていい」
みたいなことを言われたことがあるので、試験レベルでは✕になる発音も、
「いろんな英語」に慣れているネイティブにとっては「なまり」くらいにしか
感じないのでしょう。
それでも試験となると、こういう「微妙な間違い」がたくさん積みあがったときに、
全体の印象が「正確ではない」になるんだな~と感じました。
そして何度も練習して・・・
↑無事クリア!!!
ほかにも、こういう何気なく言ってる言葉とかも違ってると知りました。
そして練習してクリア。
このアプリをやってみた結果「本当はこういう発音だったんだ!」となる場面が多いし
なんかこれを機会に、もっと真剣に「発音矯正」に取り組んでみたくなりました。
そして、このアプリでコツコツ自主トレに励んで、いずれチェックテストで
安定して90%以上取れるようになったら
「EPT 発音テスト」にチャレンジしてみようかなと考えています。
ちなみに「EPT発音テスト」で90点以上取ると
「英語発音指導士」の資格が取れるらしいので(まあ民間資格ではありますが)
それを長期目標にしたいなーーーという野望も(笑)・・・。
「発音の細かいミスに捉われる必要ない」
って言われることもよくよくわかっています。
ただ自分が中学生時代に最初に英語学習に魅了されたのは、
やっぱり「ネイティブみたいな発音で話したい」だったなーという思いだったので
もうこれは完全なる自己満足の世界だけど
ネイティブは到底無理でも「海外在住経験あり」くらいなレベルは目指したい!
発音矯正アプリのおかげで自分の実力がよくわかったし、
発音のスコアが伸びなかった理由も納得!という感じだったので、
現実をしっかり受け止めて(大げさ)、
英検1級という大きな目標は達成できたし、発音矯正、ちょっとがんばってみます!